2012年5月5日(土)

本日は11時頃起床。1人部屋と化していたので、ゆったり朝風呂。
時間もあったので、気になっていた屋台のプレッツェルを買いに、わざわざPark Ave.まで歩いて行きました。
さすが屋台、包装とかは何もなく、紙ナプキンでつかむところが作ってあって、そこ持ってこのハート型をむき出しのまま、宿まで持ち帰りました。
でも、日本じゃないからあんまり恥ずかしくない。
昨日買って食べれなかったサラダも一緒に朝兼昼ご飯。
いつぞや食べたプレッツェルがおいしかったのが忘れられず、その味を想像してたのですが。
まず、「しょっぱ!!」そして「硬っっ!」
この白いツブツブ、全部塩でした。あまりにしょっぱいので、そぎ落として食べたんですが、そうすると今度は味気ない。ポソポソしてるし。
これで$3は高いでしょ。。。
途中で飽きてしまって、4分の1はゴメンナサイしました。

本日はまたまたYAZ BANDのギグが、34St.-Penn Stationで15時から。
位置的には真横、地下鉄はかえって不便なので、歩いて行きました。
Yazさんに歩いてきたって言ったら、バスに乗ればいいじゃん、って言われました。それはそうなんだけど。。。次チャレンジしてみようかな。

本日のメンバーはEric、Robb、Casual T。
TerryとLynnも来てました。
実は、こっちに来る前はこの日がYazさんと会うのは最後のはずでした。
でも、地下鉄ギグが思ったよりお客さんの動きがいいってことでさらに2日足し、ギグ以外の予定も入ったため、あと3回スケジュールが増えてました。
こうなったらパーフェクトを目指します(笑)。
今年は土曜日のScotland Yard Barのジャムもなくなっちゃったし。。。途中で抜けることもなし。

Terryが昨日の流れでまた「彼女を帰れないようにしよう」「kidnap」って言うから「それ何?」って聞くとジェスチャーでつかまえるような仕草して。誘拐のことだったんですね。
「そしたらNew York Timesに載ったりして」みたいなことも言ってました。
悪ふざけだろうと思ってたんですが、「こうしよう。今回は帰っていいけど、次来た時は帰っちゃだめ。」だって。そんなぁ。。。

ギグの途中、TerryとLynnがポップコーンを買ってきて、Lynnが私にもちょっとお裾分けしてくれました。
曲の合間にEricがねだりに来たのに、Lynnはあげな〜い、って仕草して、なんか子供がじゃれあってるみたいでおかしかった。
Ericは演奏に戻ってもポップコーンが気になっちゃってるみたいで、、、ププ。かわいい。

2ステージ頭、YAZ BANDで初めて『Just The Two Of Us』をやらせてもらいました。ちと緊張しました。
でも、自分の演奏がどうだったか忘れるくらい、インパクトの強い事件が今日は立て続けに起こりました。
まず、マックの前でたむろしてた若者の1人が、チップの代わりに?チップBOXが置いてあるYazさんのケースの中にフライドポテトを置いていきました。
その時Yazさんは気づいてなくて、私はこれはジョークの範囲かな?と思ってて。Yazさんが楽器拭くためにケースの中の布取ろうとして「ん?」って様子で笑ってたので、許容範囲かなと思ってたんですが。
次にまた若者が、今度は置いたフライドポテトをそこからつまんで食べていったので、その様子を見ていたTがブチ切れ、ドラムを強く叩いて抗議。
Terryがそのポテトを袋ごと取り出してゴミ箱へ。
アメリカ人チームは、バカにされたと受け取ったということですよね。私はYazさんの反応に近い気持ちでしたが。
終わった後、TとTeryy、Robbでその話してて、皆憤慨する気持ちは一緒だったみたいですが、でも、Tがドラムを強く叩いたことに対して、あれはいけない、と大人チームは諭してました。

次なる珍客は、旅行の道中らしき白人女性が1人で前に出て踊りだして、最初はただ踊りの上手い人かな、って感じでまだよかったんですが。
そのうちその辺にいたあまり綺麗とは言えない身なりのおじさん巻き込んで一緒に激しく踊って、だんだん変な人?って感じがしてきて。
しまいにはエスカレートしちゃって、YazさんのCDを勝手に手に取って、それ振って踊り出しました。演奏中のYazさんが目でTerryを促して、TerryがCDを取り返しに。
でもどうやら、その女性の言い分は、“セールスのつもり”だったそうですが。。。度を越してると感じるのは、価値観の違い?
さっきのポテトもそうですが、お国柄による違いなのか個人レベルの問題なのか、黙認か制するべきか、、、“外国人”である私が判断するのはなかなか難しいですね。

その他にも、ずっとウロウロしてて、同じ行動を繰返しながら周辺を何度も往復している女性(この人は明らかに精神的におかしな感じ)とか、吐き気をもよおすくらい臭いホームレスが観に来ていたり(音楽に興味あるんじゃなくて、多分チップのおこぼれ狙いじゃないかな)、と珍客が多かったですが、こちらは制するわけにはいかないので、自分が避けるしかないんですが。

さて、この後夜までの間の予定ははっきり決めてなかったので、ちょっと悩んでとりあえずユニオンスクエアにでも行ってみようかと思い、N・Q・Rラインへ。ところが、メモしてたら乗り過ごしてしまい、予定を変更してPrince St.駅で降りる。
まずは恒例のアイリーンズ・スペシャル・チーズケーキで、今年はチョコレートのをゲット。
これまたお決まりのコースですが、ディーン&デルーカに行って、朝用にパンとお惣菜をゲット。
夕飯のことも考えなきゃ、だったんですが、今朝プレッツェルで痛い目に遭っているのも忘れて、屋台のチキンジャイロを買っちゃいました。
あんまり時間なかったんですが、この買い物では宿に戻らねばならず。

6ラインで急いで宿に戻って、チキンジャイロ食べて(結構辛かった!)、時間ないしお腹いっぱいだったのでチーズケーキは冷蔵庫へ。
そして再び6ラインでBleecker St.駅へ。慌ただしい。。。
こういう時、駅から宿が遠いのは不便ですね。ちょっと宿に立ち寄る、って感じじゃないので。

Bleecker St.駅から歩いてKenny's Castawaysに着いたのは21時ちょっと過ぎ。もう始まっちゃってました。
本日はChicken Gravyのライブです。
これは下調べして知ってた情報でした。
相変わらずどのメンバーも上手くて、曲のアレンジセンスもいいです。
最後には私の大好きな曲、『Orange Sea』もやってくれました。
でも、ライブは1時間だけ。
1マンの企画ではなく、ブッキングの中の1バンドでした。ちょっと私には物足りない。。。
昨年のセッション企画のほうが、お客さんも集まってたし、堪能できた気がしました。
今回、Jasonのジャムがなくなっちゃってたし、噂によると閉店するらしいので、もしかするとこれが私にとって最後のKenny'sになるかもしれません。
5回分の思い出がつまった場所なので、、、ちょっと淋しいです。

本日の予定は意図的にこれで終了。ほんとは、Lenox Loungeで深夜セッションという情報もあったんですが、ネットの情報と一致してなかったので空振りたくなかったのと、今日は仮眠も取れなかったので、たまには普通の時間に帰って、朝になる前に寝たいというのもあり。。。
帰りもBleecker St.駅から帰ってみようと思い、いつもと逆方向へ。アップタウン行きの駅の入口は離れた場所にあることはわかってたんですが、それがどうしてもみつからず。仕方なく下りのホームからつながってるBroadway-Lafayette St.駅へ、つまりそれはB・D・F・Mライン。
だったらいつも通りW.4St.-Washington Sq.駅に向かえばよかった、ってことに。
乗ったDラインはエクスプレスだったため、一気に34St.-Herald Sq.駅へ。
また34St.を横断するはめになりました。朝よりは1ブロック少ないですが。バスにも乗れるようにならなきゃ。。。

宿に帰ると、ルームメイトが1人増えてました。
とはいっても、今まで上の階のロフトにいた人で、今日1日だけベッド移動して、明日には帰るとのこと。
なんか、ここそういうの多いです。早くから予約してた人は連続して同じベッド取れるんでしょうけど。。。
で、もう23時半とかでしたが、さっき買ったチーズケーキが気になり、食べちゃいました。
Ericのこと言えないな。
相変わらず甘すぎず、軽くてペロッと食べれます。おいしかった。
夜中にケーキ食べたこと以外は、ようやく普通の生活に近づきました。
到着以来、初の1時就寝。