2007年9月20日(木)

ほぼ朝帰りだったため本日はまったりモード。昨日行かなかったありんすだけは、書き置きを残しいつの間にやら1人で出かけてた。
残る3人で近場へ出かけることに。

W.72St.にあるダコタハウスまで歩いて行きました。
ジョン・レノンがオノ・ヨーコと一緒に住んでいたという。そしてこの建物の前で銃弾に倒れたという。。。
ほんと、アッパーウエスト地区は訪れておきたい場所がなんだかんだ結構あります。
この日はうっかりストロベリー・フィールズへは足を伸ばさなかったので(まさしく目と鼻の先なんですが)、後日またここを通ることに。

ここで信号待ちしていると、セントラルパーク名物という馬車が目の前を通り、自分にとってはめずらしい光景だったので写真に収めました。後でテレビで知ったのですが、 9/14にストリートミュージシャンのドラムの音に驚いて暴走した馬車馬が木に激突して亡くなっていたらしく、この日マンハッタン内で追悼セレモニーがあったらしいですね。
物議を醸しているようなので、そのうち市道でこんな風景は見られなくなるのかもしれません。。。
それにしても、馬って相当力持ちなんですね。他意はなかったんですが、重たそうなお客さんが。。。(^^;)

戻りがてら、途中偶然立ち寄ったシュークリーム屋が(myちゃんは『モチアイス』の文字が目にとまったらしいですが)、日本のビアードパパでした。
そしてスタッフがみんな日本人!普通に日本語のままで購入できます。(セントの計算は相変わらずしなきゃいけないけど。)
しかも日本でも期間限定発売でなかなかお目にかかれない『紅茶』味があったので、迷わず買ってしまった。 お腹もすいてたので、歩きながら食べちゃった。
その後、ゼイバーズへ。ここで事件は起きる(笑)。
そんなに長居していたわけでもなかったんですが、同じタイミングで立ち寄ってたらしく、ありんすに遭遇。
そして、その後少ししてから「松井が、松井が」と愛日ちゃんが興奮状態で戻ってくる。
なんとヤンキースの松井が来てて、愛日ちゃんは握手してもらってきたところらしい。2階に行ってるってことで、急いでみんなで2階へ。
お店の人達も数人が気がついて、サインしてもらうものを手に持ちつつ2階に上がってくる。
ほんとだ〜松井だ!!
そして一緒に写真を撮ってもらうことに。とにかくおっきかった。(ほんとは写真載せたいところなんですが、肖像権の問題とかありそうだなと思ったので、やめときます。。。)
私はとくにファンというわけでもないけど、それでもこんなところでとびきりの有名人に会っちゃって写真まで撮ってもらっちゃった、ってのはテンション上がりました。
でも、愛日ちゃんのテンション上がり具合は並じゃなかったです。
私とmyちゃんはその様子を見て楽しんでました。

本日夜の部は、またまたW.72St.なんですが(さすがに今度は地下鉄で)、Sugar Barというお店へ。
そういえば、さっき72St.駅付近を通った時、先日Cleopatra's Needleで見たピアニカのおじさんをみかけました。 向こうは覚えてないと思うけど、これもプチ・バッタリ。
Sugar Barは木曜日がオープンマイクということですが、HPには楽器の飛入りもできそうな感じで書いてあったため、一応楽器持ってました。
すると、通りすがりのバイオリニストが「演奏してきたところ?」って声かけてきて。Sugar Barに行く、って言ったら最初ピンとこないような感じでしたが、一応知ってるふうでした。
彼は逆にアップタウン方面に行くみたいでしたが(よく聞き取れなかった)、バイオリンのケースを開け、なぜか『ぞうさん』をワンフレーズその場で弾いてくれました。
日本の童謡知ってるよ、ってことだったんだろうと思います。
その場でストリートセッションでもやれたら楽しかったかもな。。。
ほんと、音楽やってる、ってだけで言葉超えて親近感わいたりするもんなんですね。

さてそのSugar Barというお店。知っててこの店に行ったわけではなかったんですが、アシュフォード&シンプソンの経営するお店ということで。
これまた愛日ちゃんが気がつくんですが、ご本人達が現れて、愛日ちゃん握手。
後で調べてわかったんですが、Ain't No Mountain High Enoughとか、モータウンのヒットメーカーなんじゃないですか!
これまたなかなかスゴイところへ来てしまった。しかも本日二度目の大物遭遇。
そういう店だけに、オープンマイクと言えど、レベルは高いし、常連さんが仕切ってる感があるし、ちょっとしたオーディションっぽい雰囲気も漂ってました。
ここでオーナーに目をつけられればスカウトされるかも?みたいな。。。
なんとなーく、日本人だからか、相手にされてなかったような気がする。
楽器は持ってたものの、すごい奥の席(ステージの様子はモニターで見る)に通され、受付でのやりとりが正確に理解できていなかったのもありますが、myちゃんが歌う番が来たら一緒に出ようかと思ってたけど、結局最後まで呼ばれず。
もしかしたら、予約入れておかないと歌えないとか?
途中でギターの飛入りらしき人はいたので、全く無理なわけではなさそうでしたけどね。。。
本日は聴くのみで終わってしまいました。
でも、ホストの演奏はさすが、って感じだったし、ジャンル的にも一番ツボに近かったし(ソウルとかバラードとか)、皆ほんとに歌が上手い。
そして中にはパフォーマンスがすごくて、お客さん大ウケなお姉さんが2人いました。あそこまでふっきれてれば見てるほうも気持ちいい(笑)。日本だったら間違いなく芸人の域。
ちなみに。ここはお店がすごく綺麗でシャレてて、料理もおいしかったです。コーヒー頼んだらどんぶりサイズだったのにはびっくりしましたが。(^^;)

ニューヨークにはいろんなお店があって、様々な音楽シーンがあって、その中でもジャズではないオープンマイクが観れた、っていうのは結構貴重だったと思います。
あと、どこ行っても感じたことですが、セッションにしてもオープンマイクにしても、ミュージシャンだけが集まるわけではなく、それ以上の数のリスナーがいるんですよね。
食べたり飲んだりしながら生の演奏を聴くってことがそれだけ生活に浸透しているっていうのが羨ましい限りです。