2019年9月5日(木)

9時半起床。そういえばテナフライに来てから、Gregがめちゃ早起き&仕事に行く日もあるもので、昼まで寝てるとか悪いなと思い、多少早めに起きております。
昨日買ったピタチップ(sea salt味)はクリームチーズと相性ばっちりでおいしい。
Arthurから早朝メッセージが来ていて、今日タイムズスクエア辺りにあるホテルでBGM演奏してるとのこと。sit inはできないけど、近くにいたら声かけて、と。
せっかく連絡くれたので顔見せに行くべく、本日の計画を練る。
Arthurのとこ寄ってから、NJトランジット使ってHighland Avenue駅から歩いていけるHat City Kitchenへ行くことに決定しました。
先週Headroom BarでやってたKevinのジャムがこちらにお引っ越しらしく。Suzy Que'sと同じ駅なので、過去に一度自力で来れてますしね。
やはり問題は帰りなので、いろいろ検討した結果、昨年ウェブ登録しようとしてにっちもさっちもいかなくなったUberのアプリがあるようなので、ダウンロードしてみることに。
日本国内ではシステムがちゃんと普及はしてないですが(一応使えるらしいけど、高級車なので逆に料金が高くなる)、アプリは日本語で操作できるので超便利です。昨年ウェブで四苦八苦してたのはなんだったんだ。。。
初期設定を済ませて、夜の利用に備えました。

一段落したら買い物へ。
大きいお札は使えなかったり嫌な顔されることもあるので、両替してもらうべくまずは銀行へ。ブルックリンにいた時はマンハッタンに行かないとできないようなこと言われたこともありますが、果してどうだろか?
最初に向かったALMA BANKとかいう聞いたことない名前の銀行に入って窓口で聞いたら、口座を持っている人しか両替ができないそう。ハードル高い。
スーパーの入口近くにBank of Americaもあったのでそちらもチャレンジ。
また門前払いかなと思っていたら、こちらはすんなり両替してくれました。Bank of Americaさまさま。
そしてそのままスーパーで買い物。
今日はチキンのサンドイッチをゲット。ちょっと多くて、結局残すことになりましたが。。。

さて、昨日バス停の場所はチェックしておいたし、16時頃家を出て、バスでテナフライからマンハッタンへ向かう、今日が早速の初挑戦。とはいえ、終点まで行っちゃえばいいわけだし、券売機もなく運転手さんに行き先告げて現金で前払いするだけなので、こっちのほうが簡単でした。
バスについて調べてる時にぴったり小銭も用意して乗るように、って記事もみかけましたが、おつりはちゃんと出ました。ただし、$6のはずなんですが、足りないって言われて¢95余計に取られました(細かいの必要だと思ってなかったので$7出したらおつりが戻ってきたのでわかりました)。なぜ高かったのかは謎。
そうそう、Gregにはバスに乗っちゃった後で事後報告で連絡入れておきました。仕事から帰ってくるの待っててまた寝ちゃったらアウトだし、最初から参加したかったし。車なくても行ける場所なので、自分でできる時は1人で行かないと。
案の定、「もう出かけちゃったのか、ジャムは何時に終わるのか」って心配してる感じのメールが来て、帰り迎えに来てくれちゃいそうな雰囲気だったので、Uberに初挑戦したい旨を伝え、納得してもらいました。
平日夕方のため渋滞ひどくて、1時間半以上かかってマンハッタンに到着。
時刻表をよく見ると、ちゃんと渋滞の分は見越して1時間半以上かかることになっています。
途中、ニュージャージー側からマンハッタンが見えてきた時、思わずニヤけちゃいました。なんか自由を手に入れたような気分で。(今日はちゃんとマンハッタン側に座ってました。)

Arthurから教えてもらったAlgonquin HotelはW.44St.の6Ave.付近にあるらしいので、ポートオーソリティバスターミナルからは歩いて行きました。
やっぱりこの街並みとごみごみした人通りの中を歩いていると、「ニューヨークにいる」って実感が湧いて、再びニヤけてきました。
BGMの仕事は18時から21時までとのことだったので、バスが到着したのが18時過ぎだったし時間的にはちょうど立ち寄れる感じ。
ただし、NJトランジットは19時26分発を狙っていて、交通費節約のため歩いてペンステーションまで行くつもりなので、あんまりゆっくりはできないかも。。。
いまさらですが、ホテルなもんで、だいぶラグジュアリーな雰囲気のとこに似つかわしくない、いつも通りのカジュアルな格好のまま来ちゃって、しまった!って思いました。
とりあえず入口にガードマンとかいなかったので入場拒否はされませんでした。
下手すりゃまた昨年と同じ失敗をするとこでした。アブナイ、アブナイ。

到着した時、ちょっと離れた場所から見たら、なんかArthur随分雰囲気が変わったような?と思っていたら、別人でした。
sit inできないって聞いてたけど、多分ちょうどピアノの人がsit inしてたんだと思います。
1曲終わったらその辺にいたらしいArthurがピアノの前に現れました。
このタイミングで急いで声かけに行きました。よく見たらベースはNevilleさんでした。
Nevilleさんに「弾く?」ってジェスチャーされたんだけど、時間ないし、格好も格好だし。
「この後すぐ行かなきゃいけなくて、ほんとに顔だけ見せに来た」とArthurには伝えました(Arthurは日本語ペラペラなのでここは日本語で)。
1曲終わるまでは聴けなかったけど、でも元気そうで、会えてよかったです。

南北10ブロック、東西1ブロック離れてますが、歩いてペンステーションへ向かう。
結構いい時間になってて、19時過ぎに到着。
駅構内が工事中で視界が悪く、景色も記憶と違うからやや焦りましたが、NJトランジットの切符売場に無事たどり着き、運良く2人待ちとかだったので、間に合いました。
めずらしく出発するトラックも早めに表示されていたので、乗車して中で待ってる時間までありました。
今回乗ったのはエクスプレスなので、途中のNewark Broad Streetで一旦降りて乗り換えが必要なことも把握してました。(前回Suzy Que'sに自力で行った時は大変な目に遭ったので。。。) 乗り換えの際、どのトラックで待つのかの情報を探すのに若干手間取りましたが、ホームをウロウロしていたらなんとCraigさんに遭遇。向こうからみつけて声かけてくれました。
乗る電車が同じだったので、相席させてもらってずっとおしゃべり。
Craigさん、なんと今日がお誕生日。すんごいお若く見えますが、66歳だというのでビックリ。若い時の写真を見せてくれたんですが、今は素敵なジェントルマンなのにアフロかなんかしててだいぶワイルドだったので(笑)これまたビックリ。
Craigさんはお仕事の帰りみたいでSouth Orangeまで、私はこれからHat City KitchenのジャムでHighland Avenueまで行く、って話もしてたので、駅に着いた時「あ、ここだよ!」って教えてくれて助かったんですが、しゃべりすぎてて危うく降り損なうところでした。
駅からは人通りの少ない道を2〜3ブロック歩くのでやや早足で。無事Hat City Kitchenに到着。

Kevin以外のホスト陣は先週とは違ってて、インプロ中心ではなく若干オープンマイクに近い感じでしたが、かえって演奏される曲がさらにツボでした。
ホストで『Let's Stay Together』『Boogie On Reggae Woman』とかやってました。
PAさんも素晴らしくていいハコです。こんないいライブハウスがニュージャージーにあるとは。
Kevinは覚えててくれて、2番目に呼ばれ、『Use Me』『Watermelon Man』『IKO IKO』『Summertime』(からの多分ビートルズのなんだったかの曲。この辺のKevinのとっさのアイディアが相変わらずすごい)と4曲ほど参加させてもらいました。
ここでは再びStevoさんに遭遇。ガイのところではダンスミュージックだし、そんなに気にならなかったんですが、セッションだと曲によってはうるさく感じるってか、合わないなと感じることもある楽器ですね。。。(楽器なのか人に寄るのか?)
『IKO IKO』は、めちゃどハマりでしたけど。
あと、演奏してない時、席で話するのはいいんですが、椅子くっつけてやたらひっついてこようとするので、ちょっとこの人苦手かも(笑)。頑張ってよけてましたが。
そういえば、長々演奏している間に、私が飲んでいたパイナップルジュース、途中だったのに片付けられちゃってたんですが、オーダー取りに来てたウェイトレスさん、ピアニカ気に入ってくれたようで話しかけにきてくれて、ジュースもまた新しいの持ってきてくれました。
近くの席に座っていたKazさんというドラマーも気に入ってくれたみたいで、連絡先交換して、日曜日のジャム情報をいただきました。
さらに、以前にも会ったことあるはずですが、プロモーターのGregoryさんが観に来ていて、名刺いただきました。
このお2人、土曜日にもお会いすることになります。
ジャムでは他にも『Love The One You're With』『Little Wing』『Long Train Running』『People Get Ready』なんかも聴くことができ、最後までいたらラストの曲でもう一度呼んでいただきました。

さて、帰りは初のUberに挑戦。
ダウンロードして初期設定はしてましたが、実際操作して呼んじゃったら困るので、先に進むとどんな画面が出てくるのかは利用する時初めて見れるわけで。
アメリカ電話の番号入力やら、支払いのPayPalの暗証番号やら、うわ何だっけ?ってなってすんなり出てこないものもありましたが、なんとかクリアして、一番お手頃価格ながらスーパードライバーの評価の方が来てくれることに。
あと何分くらいで着くとか、ドライバーの現在地が地図上でわかったりとか、車の車種やらナンバー、運転手の情報等もわかるようになってて(その代わりこちらの情報もある程度渡ってるわけですが)、お互いトラブルのないように安心して利用できるように工夫されているアプリだな、という印象でした。
約5分でライブハウス前に到着してくれました。
若い運転手の方で、モロッコ出身とかで訛りがすごかったですが、楽しく会話できる人だったし、安全運転で丁寧だったし、非常に快適に過ごせました。さすが高評価のスーパードライバー。
ビギナーズラックでしょうか、私こういう運は持ってるみたいなんですよね。Uberでトラブルがないわけではないらしいですが。
しかもあっという間で、30分くらいでテナフライに着いちゃいました。
支払いもアプリのままで完結するので、現金なくても大丈夫。チップを何パーセントにするか最後に自分で決めて、評価をして終わりとなります。料金$35(チップ別)くらいでした。
タクシーより安くて便利。
車を降りてアパートに向かう時、道路を渡っている鹿に遭遇。普通にその辺にいるんだわ。。。どんだけ田舎なんだか。

0時半頃家に帰ると、Gregはテレビ見たまま寝てましたが、私が帰ると気がついて目が覚めたようでした。
「どうだった?」から始まって、ジャムがよかったことやらUber便利なことやら話しましたが、テレビ見ててちゃんと聞いてないし、最終的にはまた「ジャムばかり行ってお金使って」の話になるんですよね。
日本でちゃんと実現できてないことがこっちでできるわけないので、帰ったらいろいろ考えなきゃなと思いつつも、私のほうもだんだんこの場は聞き流す感じに(笑)。
それよか早く寝たいなーって感じでした。
結局、なんだかんだで本日自分が寝れたのは、なんと4時。
まぁでも、今日はいろいろなことやれたので、一気にいくつも壁をぶち破った気分になった1日でした。