2011年5月13日(金)

頑張って11時半頃起床。洗濯しないと、着るものなくなっちゃうので。
パスポートの子は無事帰れたのでしょうか。。。
かくいう私も、実質あと2日ともなると、一気に“帰国”の文字がのしかかってくる気がします。
行きたい場所、やりたいこと、欲しいもの、、、できるだけ詰め込みたい感じ。

というわけで、なんと今日は、乾燥機回してる間に地下鉄で50St.駅へ、ハーシーズへ直行。
気になっていたトレーナーをゲットしに行きました。
ハーシーズの写真はさんざん撮ってるので、ちょっと趣向を変えて駅構内の写真なぞ撮ってみました。これ、アリスですよね。なんでアリスなのかはわかりませんが。
地下鉄の駅の構内にはこういったタイルの絵がいろいろあるんですが、その場所にちなんだものが多いように思います。
ちなみに28St.駅(たしかRラインのほうだったかも)はいっぱい帽子が描かれていました。たしかに、地上に出ると帽子屋さんやらカバン屋さんやらが多い気がします。

他には一切寄り道しなかったので、ちょうどいい感じに40分くらいで戻ってきて、14時過ぎ洗濯物を取りに。
スーツケース広げて洗濯物をたたんでいるところへ、例の子が帰ってきました。
わりと宿にいる時間が長く、出かけてもすぐ帰ってくるので、結構生活がかぶるんですね。それ自体は問題じゃないんですが。
ちょっとここで部屋の構造を説明します。
部屋の一番奥に私の使ってる2段ベッドがあります。
2段ベッドの階段(壁側に向かって設置)を下りたところに机と椅子があります。ちなみに、この椅子に誰か座ってたら、どいてもらわないとベッドから下りても通れないという位置関係です。
Ej達は両サイドの壁側に設置してあるシングルベッドを使っていて、部屋の中央のスペースにさほど大きくはないけど座卓が置いてあります。
座卓とベッドの距離は、誰かしゃがんでたら人が通りづらくなるくらいの距離です。
入れ替わりの激しい残りの1人は必然的に毎回2段ベッドの下の段になります。
やはりベッドに腰かけるなりして座卓を使っていた場合、そこは通れないことになります。
そういう状況なので、皆スーツケースを置く場所にはもちろん気を遣っていたし、今まで下の段を使っていた人は、ベッドを椅子にするか直接床に座って、座卓の一角を使っていたわけですよ。近いんだから。
部屋の構造や、状況見てれば、それは暗黙の了解だろうと思います。
で、私は2段ベッドの上なわけで、ベッドを椅子にはできないじゃないですか。座卓のほうは、ちょっとしたものが置きっぱになってることも多かったし、私の入る余地はなかった。なので、食事やネットする時は、ずっと机と椅子のほうを使っていたんですね。
ただし、私1人の場所ではないので、PCも使い終わったら必ず自分のベッドの上に戻して、机の上は綺麗にして空けておきました。椅子にハンガーでタオルかけたりしてた以外、今まで他の人は誰も使ってなかったけど。
あ、ちなみにコンセントは下のほうにしかないので、私がベッドの上でPCやるにはバッテリに切り替えるしかなく、コードは届きません。
それから、よく使う荷物はスーツケースから出して、下からでもとりあえず取れるようにベッドの端っこに置いてました。ただし、その辺の足元に物を置かれちゃうとベッドに上がって取るしかなくなります。
Ej達も、服とかよく使うものは自分のベッドの上を中心にある程度広げたり散らかってたりはしてましたが、限度はわきまえてました。
まぁ、ここまで言えば、だいたい想像はつきますよね。
まず、机の上は綺麗にしていたことが仇となり、半分は彼女の服が常時山積みになって塞がり、残りの半分は彼女のPCが出しっぱなしになるという形でほぼ占領されました。
彼女が到着した時、私がそこでPCやってるの見てたはずなのに、なんとも思わないんでしょうかね。ずっとそこに生活していた人達がいながら、なんで自分が来るまで机が散らかってなかったのか、他の人も使うだろうかとか、考えられないのかな。あなた1人が占領していいように空けといたわけじゃないんだけど。
しかも、彼女は2段ベッドの下の隙間にも紙だかビニールだか敷いて衣類を置いてて、つまり“共有の場”とも言えるところに片っ端からお店広げて、自分の領域にしちゃってるわけですね。
頭にきてたので、彼女のPCをちょっと奥に寄せて机でPC使って、使い終わったら私も机の上に置いておくことにしました。

で、彼女が帰ってきて、私がスーツケース広げてることは物ともせず、その奥の机に行ってPCいじり始めたので、洗濯物がたたみ終わった後、私の座る場所がありませんでした。
多分、悪気はないのかもしれないけど相当な無神経なんでしょう。仕方なくシングルベッドのほうに座らせてもらいましたが、まるで何も感じないみたいだから。
私が他人のベッドを椅子にしてることはOKなんだな。彼女のベッドに座れば気づいたんだろうか。私の神経ではそれはできなかったけど。
言葉が不自由なんで、この場は妥協してましたが、英語でなんて言えば納得させられる抗議ができるか、、、この時からいろいろ考え始めました。
どうしても我慢ならない状況になったら言うつもりでした。この人とは仲良くなる気、ナシ。

宿にいると無神経ちゃんに腹立つので、15時過ぎに出かける。
まずはリトルイタリーへ。
悔いを残さないシリーズ、もちろんチャオベラのアイス狙いで。
コールドストーンは食べ比べてネタにはなったけど、ほんとに食べたいのはこっちです。
今回は、ストロベリーにしてみました。$3.5だったので、他のよりちょっと安い?
日本人にはこっちの味のほうが絶対おいしく感じます。
もちろん、この場であっという間に食べ終わっちゃいましたよ。極端な話、まだいける。
ちょっと周辺を散策し、それからディーン&デルーカにも寄って、残りのお土産選び。
ついでにマスト・ブラザーズ・チョコレートを自分用に無駄遣い(悔いを残さない・・・トレーナーから数えるとその3)。

続いて、悔いを残さないシリーズその4、Spring St.駅から6ラインで86St.駅へ移動、バーンズ&ノーブルへ。
かれこれ3年前くらいから「買っちゃおうかな〜」と思いつつ、踏みとどまっていたカバンをついにゲットしました。
本をたくさん入れても大丈夫なように、大きめでごっつい作りなんですが、白と緑の爽やかで知的な感じのするカジュアルなカバンなんですよ。
最初に見た時から一目ぼれしてたんで、ようやく手に入れて大満足です。
今日はだいぶ金遣い荒くなっておりますが、、、まぁ、大丈夫でしょ。
用事が済んだら、寄り道せずに6ラインでGrand Central-42St.駅へ向かいます。

Grand Centrelで乗り換えということは、、、フィナンシエール・パティスリー前を通るではないですか(写真上)。
というわけで、必然的にシリーズ5も消化。いろいろあって悩みましたが、さっきアイス食べてるので、軽めに。
看板商品であろうフィナンシェを1つ買いました。
1つ$1.40なので、お手頃なおやつです。
宿に戻ってから夕飯直前に食べることになっちゃいましたが、これまたおいしかったです。
アメリカにいても、イタリア発、フランス発のお菓子を選べばおいしいわけで。。。
一気にいろいろやりたいこと詰め込みましたが、大方これで気は済みました。
宿の近くのお店で夕飯用にサラダを買い足し、18時半頃一旦帰宅。

今日は、最後にまだ残ってるカレーとご飯を片付けなければ。
Ej達も部屋で食事するらしく、戻ってきてキッチンを先に使ってました。私はフィナンシェ食べちゃったので、もうちょっとだけ後にするつもりでした。
が、ここへきてレンジが壊れてるらしい。眼鏡の次はこれか。。。(私んじゃないけど。)
Ejもレトルトの丼ものにするらしく、やむなくお鍋で温めたみたい。その手があったか。。。
ただ、お鍋の直径がご飯のパックより小さかったので、途中で上下ひっくり返して半分ずつやる必要がある、と。
時間かかりそうだったんで、私もお鍋でご飯とカレーそれぞれ温めることに。Ejがすでにやってみた経験から、どれくらい温めればいいか、コツを教えてくれました。
私がカレーの準備が終わって食べ始める頃に、無神経ちゃんも帰ってきました。
当然机は私が使ってて使えないので、座卓でご飯食べてました。それ選択肢に入るなら、最初からそうしてくれればいいのに。
Ejのお友達(実はタイミング逃して、最後まで名前聞けなかった)がちっちゃい桃を買ってきてて、お裾分けをくれました。
私は相当お腹いっぱいだったんですが、サラダのほうを残して、桃はいただきました。ジューシーでおいしかったです。
しかし全員外食せずに、同じ時間に宿で食事してるってのもめずらしい。。。
話してたら、ひょんなことから、Ej達と帰りの飛行機が便まで一緒だということが発覚。空港までタクシーをシェアしようということになりました。
お互い安くなるわけで、大賛成。
Ej達は、明日1日だけ同じ建物の別の部屋に移動することになってるらしく、日曜日11時に下で待ち合わせようということになりました。

本日は22時からRodeo Barというところであるライブを観に行く予定なんですが、時間が有り余ってたので、その前にFat Catへ行ってみようと急遽思い立ちました。
実は先週の金曜日、Yazさんに「この後どこか行くの?」って聞かれて、気が向いたらFat Catにゴスペル観に行くかもと言いつつ、味千ラーメン行ったらいい時間になっちゃってたので行かなかったんですね。
今日も21時から先週と同じ人達みたいだし、何より昨日乗り換えなしで行けることがわかったChristopher St.駅のすぐそばなので、実践できるというもの。
Fat Catは、毎日真夜中にジャズセッションをやっていることはチェックしていたものの、入ったのは初めてでした。
普通のライブハウスかと思っていたんですが、入場料$3で、地下に下りると広いワンフロアに仕切りなしでビリヤード、チェス、卓球(ボールが飛んでいかないように網は下がってたかも)なんかをする場所があり、いやむしろ娯楽施設がメインで、その一角にライブスペースがあるといった感じでした。こんなの初めて。
普通のライブハウスにはありえない賑やかさ。・・・ってか、騒がしい?
それでも、ライブが始まればちゃんと聴こえるし、人もそれなりに周囲に集まってきたりしてました。
ステージの端にはハモンドが置いてあって、ライブでも使われていたんですが、私ったら、座り心地のいいソファと薄暗かったおかげで猛烈に眠くなり。。。
半分くらい意識飛んじゃってて、よく覚えていません。
ほんとに眠っちゃうとまずいので、早々に退散。

Christopher St.駅から1・2・3ラインで14St.駅へ、歩いて6Ave.駅へ。Lラインで14St.-Union Sq.駅へ、そこから6ラインに乗り換えて28St.駅へ。
Rodeo BarはE.27St.と3Ave.の角にあります。行ってみたら、なんと昨年泊まった場所の交差点を挟んで斜め前でした。こんなすぐ近くにライブバーがあるとは気づきませんでした。
今日の情報は、事前の下調べで偶然みつけていたんですが、ホーボーケンのScotland Yard BarでセッションホストをしていたJoeさんの名前が、このRodeo Barのホームページに載ってたんですね。
ちょうど金曜日は他に予定がなかったので、観に行くことにしたのでした。
お店の人に「ライブを観に来た」と伝えると奥のほうに案内され、とくに席を用意されることもなく、好きに観ていっていいという感じでした。
この辺が日本の感覚とは違いますよね。飲食店に入っておきながら、ライブ観に来ただけでもOKなわけです。
その代わりカウンターの椅子に座るか、テーブルのあるスペースの後ろのほうで立って観てるかどっちかでしたが。
驚いたことに、演奏していたのは、Joeさんだけではなく残りのメンバーもScotland Yard Barでお会いしてる人達でした。

1ステージ目が終わったところで、Joeさんに声かけに行きました。
Joeさんも私のことを覚えていてくれて、先日ホーボーケンに行ったけど会えなかった、明日は行くかと尋ねると、もうあそこのホストはやっていないんだそう。
「1曲一緒にやる?」って聞かれたので、もちろん喜んでお願いしました。
2ステージ目の途中で呼ばれ、ハープのAlexがアンプ貸してくれて、立ち位置ごと譲ってくれました。
1曲って言われてたんだけど、Alexが「もう1曲!」って言って(サクラ?)、結局2曲(CのブルースとEm一発の曲)飛入りさせていただきました。
お客さんも、日本人のちっちゃいのが突然飛入りしたんで大盛り上がり、中には前に出てきて写真撮ってる人もいました。欲しいなぁ、その写真。。。
客席に戻る途中、拍手しながら「すごーい」って言ってきたアジア人グループ(ちょうど写真の右下の後ろ姿の人達)がいたので「日本人の方ですか?」って聞いたら韓国人でした。
“すごい”は韓国人にとってポピュラーな日本語なのかも。
他にも何人か声かけに来てくれて、「awesome」って言われました。アメリカ人はよく使うようです。
それにしても、Joeさんのパフォーマンス、ステージングはなかなか魅力的でした。
ロックやブルース中心ですが、サンタナやジミヘンの曲とおぼしきものまでやってたり、ギターを歯で弾いたり、背中に回して頭の後ろで弾いたりもしてました。Scotland Yard Barでは観れなかった一面です。
後で聞いたら、ジミヘン好きなんだとか。やっぱり。
お客さんの中に誕生日の人がいたらしく、途中なにやらリクエストしに来た女の子達がいて、サプライズで『Happy Birthday To You』をやらされて(?)ました。
そしたら、その後も何人かリクエストしに来る人がいて、3回くらいやってたかな。さすがにJoeさんも「今日は誕生日多いな」って笑ってましたが。
ライブは1時頃終了。お客さんも結構遅くまで残ってました。

位置的には宿は真横なわけですが、歩いて帰るわけにもいかないので、一旦Grand Central-42St.駅まで出て、シャトルは終わっちゃってるようだったので7ラインに乗り換え、Times Sq.-42St.駅から1ラインで戻りました。
2時頃帰宅、遠慮せずお風呂も入って3時頃就寝。
もう実質明日しかないんですね。いよいよカウントダウンが始まった、、、そんな気分です。