2011年5月6日(金)

本日は5日目・・・つまり、洗濯の日。衣類は5日分しか持ってきてないので。
9時頃に起床、身支度を終えた後、管理人さんに教えてもらったW.26St.にあるコインランドリーへ。
すっかり忘れてましたが、コインランドリーに行く時は、クォーターをこれでもかってくらい用意しておかなきゃいけないんでした。
ここの料金は、洗濯が$2.5、乾燥が8分ごとに¢25でした。
全く足りないのでとりあえず2ドル分をお店の人に両替してもらいましたが、ちょっと冷たい感じのお姉さんでした。次からはちゃんと用意してこよう。
洗濯には30分以上かかるので、一旦宿に戻る。
途中、クォーター捻出のためにKETTLEのポテトチップスを買いました。
食べきりサイズの小袋のは$1.5。2ドル出して2枚のクォーターをゲット。なんとか足りるかな。

約30分後、再びコインランドリーへ。
洗濯物を乾燥機に移し、40分ぶんのクォーターを投入。
2台分の乾燥機が上下2段につながっていて、真ん中にコイン投入部分と捜査ボタンがあるんですが、ボタンを押したのになぜか動かず。
よく見たら、私が入れた下の段ではなく、上の段が空運転し始めてました。
コイン投入部分は上下共通で、上の段用に並んでるほうのボタンを間違って押してたんですね。
急いで中身を上の段に移し変えました。上の段が空いててよかったです。他人の分に40分追加してあげちゃうところでした。

そして再び宿に戻る。
宿に帰ってカバン開けたら、、、なんと、チャックが壊れました。
ポケットのたくさんあるショルダータイプのカバンで、現地での移動には大活躍だったんですが、さすがにメインの口が開きっぱなしじゃ防犯上も危ないし。。。
自分で直そうと試みましたが、何度やっても元には戻らず。
実は初日、ニューヨークに着いて現地時間に直した直後から、その時間で腕時計が止まるというハプニングがありました。
これで壊れたものは2つ目。
時計のほうは、不便に感じつつも携帯が時計代わりになってたのでなんとかなりましたが、さすがにこれは。。。
とりあえずカバンそのままで、40分後またコインランドリーに戻り、乾燥機止まるまでずっとチャックと格闘してましたが、やはり直らず。
新しいの買うしかないかな。
エコバッグみたいな簡単な手提げは持ってたので、当面それで代用することに。

宿に戻ってきた時、入口でちょうど2人組のルームメイトに会いました。
今日が帰る日ですが、チェックアウトのギリギリまで買い物に行ってたようです。
自分が買い物目的でニューヨークまで来たりしないから、その行動力にはびっくりしちゃいましたが。。。
そして間もなく彼女らは帰って行きました。

コインランドリーのすぐそばにサブウェイがあったので、本日のお昼はサブウェイで調達。
毎年だいたい1回はお世話になります。口に合わなかったというような失敗をすることはまずないので。
部屋でお昼食べてたら、ハウスキーパーがやってきました。今日は女性でした。
結構顔の作りの濃い人だったので、てっきりアメリカ人だとばかり思ってましたが、話してみたら日本人でした。
彼女は週に2回だけで、残りは男の子のほうで、交替で来てるとのこと。
宿で日本語が通じるという状況が嬉しくて、たくさんしゃべっちゃいました。
彼女の仕事が丁寧で、結構長い時間部屋にいたのをいいことに。
ハウスキーパーの他にベビーシッターもやって生活してるとのこと。ニューヨークへ来て5年目だとか。
なるほど・・・それでなんとか生活はできるのね。覚えておこう。

本日は、Yazさんの地下鉄ギグが15時からGrand Centralであるんですが、その前にちょこっとソーホーへ。
ディーン&デルーカのバッグで新作でも出てないかチェックしに。カバン壊れちゃったしね。
RラインでPrince St.駅へ。今回、どこへ行くにもかなり便利な場所です。
最寄り駅の選択肢が2つあって、どっちも近かったので。
ソーホーは好きな場所の1つなので、あちこち回りたかったですが、とりあえずもう時間がなかったので、ディーン&デルーカのみ見て移動。
結局、昨年と同じデザインしかなかったので、何もゲットせず。

今日は開始時間に間に合いました。
本日のメンバーは全員日本人。キーボードがれまさん、ベースがてつやさん、ドラムがしんやさん。
れまさんも覚えていてくれたようでした。
この日の様子は何曲かYouTubeに上がってましたので張っておきます。
http://www.youtube.com/watch?v=OrX3Hhv-_zM
http://www.youtube.com/watch?v=DBFQAyQ-010
で、2ステージ目の途中で呼ばれて、飛入りさせていただきました。
映像はないですが、Yazさんが録音していたものを送ってくださったので、これも一応張っておきます。
Macはこちら(Real Player)
Windowsはこちら(Media Player)(※ちょっとキーボード音小さいです)
演奏したのは、『Let's Stay Together』と『I Wish』。
『Let's Stay Together』やってる最中、偶然にもアーロン氏が通りかかり、、、嬉しいやら焦るやら。
楽譜から目をそらしてしまって、構成間違えました。。。反省。
打ち合わせでは1曲のつもりだったんですが、『I Wish』はその場で突如振られてやることになったのでした。一瞬、間があるのはそのせいです。

演奏が終わって、聴衆の中に戻った時、近くにいたご婦人が話しかけてきました。
「どこかのクラブで弾いているの?」と。(そうだったらいいんですけどね。。。)そしてチップをくれそうになったので、私じゃなくてあちらに、とお願いしました。
そして、「次はどこでやるの?」「クラブではやらないの?」と、どうやら地下鉄じゃなくて、クラブとかでちゃんと聴きたいようだったので、チラシをお渡しして14日にハーレムでやることを案内しておきました。
ちょっと貢献できたかな?
本物のスタッフのTerryにも、今日で2回目だったのと演奏したことで覚えてもらえました。

ギグ終了後、Yazさんが荷物多くてラッシュを避けたいとの理由から、一緒にお茶して時間つぶすことに。わーい。
それにしても私よくしゃべりました。ニューヨーク来るといろいろ事件やらおもしろいことが起こるんで、話題に事欠かないってのもあるし、でもそれを日本語で伝える相手がいなかったからでしょうかね、堰を切ったようにしゃべってた気が。
Yazさんと別れた後、駅構内をちょっとブラブラしました。カバンや時計がいいのあったら買おうかなと思っていたので。
スウォッチのお店があったので入ってみましたが、あんまり気に入る感じのがなかったので、とりあえず保留。(無理して買わなくてよかった、ということに後でなります。)
カバン扱ってるお店もあったけど、選択肢が少なかったのでこっちも保留。カギやら財布やら探しづらいから手提げは不便なんですけどね。。。

宿に戻る前に、またホールフーズ・マーケットに寄り、明日の朝用にサラダとベーグルを調達。
一旦荷物を置いた後、宿の目の前にあってずっと気になっていた『味千ラーメン』というラーメン屋さんに入ってみました。
日本人経営のお店かと思いきや、スタッフ全員中国人みたいでした。一番オーソドックスそうな、店名そのままの『味千ラーメン』にしてみました。
見た目おいしそう。なんですが、スープは豚骨風味だけどちょっと薄め。キャベツは生のまま。そして麺が、、、もしやパスタ?と思うような歯ごたえでした。
チャーシューと卵はおいしかったですけどね。

再び宿に戻ると、新たな2人組が増えていました。もちろん韓国人。今度は姉妹でした。
姉のほうはアメリカ滞在長いらしく、流暢な英語しゃべってて、妹は韓国から来たみたい。
これが、かなり豪快というか、ちょっと振り回される感じの人達で。。。
せっかく早めに帰ってきてるのでお風呂入りたかったんですが、妹のほうがいきなりシャワーで浴槽溢れさせまして。ありえん。
たしかに、栓をするためのつまみが、上にすれば塞がるのか下にすれば塞がるのか、流れが遅くてわかりづらかったんですが、それでも溢れさせる前に普通は突き止めるでしょ。。。
そして、水浸しになった床をトイレットペーパーで拭いてました。コラー!
水に溶けやすいんだから、ぐしゃぐしゃのちぎれた紙屑だらけになるのは目に見えてるでしょーが。もったいないし。
で、姉のほうがその後始末のためにキッチンペーパー多めに調達しに奔走してました。(雑巾ないから仕方ないか。。。)
どうやら、今まで同じ建物内の他の部屋にいたらしく、そっちにもらいに行ったり管理人に連絡したりしてたみたい。
私はその間、風呂から上がった妹と話してたんですが、そもそも自分が蒔いた種をお姉さんが一生懸命後始末してることに違和感ない様子。
いつもこうなんだろうな。面倒見良すぎるのもちょっと問題だよなぁ。

この騒動でだいぶ時間が無駄になっちゃってたんで、綺麗になった後、お風呂入っていいか姉に聞いたんですが、「どのくらいかかるか」って聞かれて「20分くらいかな」って言うと長いと思ったらしく自分が入りたい様子。
で、譲ったんですが、いざ入る時になって、シャワーホルダーが壊れてて引っかけられないことがNGらしく、管理人に電話する。
私からすれば「え〜、今?」なんですが。だって、誰も今まで文句言わずに片手で持って使ってたはずなんですが。。。
でも、彼女は「今までどうしてたの?」「えー!信じられない!」ってことらしい。
この隙に入りたかったんですが、管理人から電話がかかってくるから待っててと言う。
せっかく21時くらいから3人も宿にいるのに、残りの1人が帰ってきて風呂待ちじゃ悪いから、私はそこが気になってたんですが、全くのマイペース。
しばらく待っても電話こないから、「私はあの状態でいつも使ってるから大丈夫だから、10分で入るから先に入らせて」と交渉。
ようやく、納得してくれたようで入ることができました。
結局管理人からは、数日後じゃないと直せないと言われたらしいです。
姉も観念してその状態で入ってましたが、慣れないせいか20分どころじゃなかったぞ。コラー!
しかし、日本語使えない状態で、文化の違い?(いや、個人の習慣の違いだろうな)で意見が対立する感覚というのを、ちょっと味わいましたよ。自己主張強いからね。。。自分の考えを伝えて説得するのも大変です。
私からすれば、結果も見えてるし要領悪いようにしか見えないんだけど、まぁ、若いから仕方ないのか。
まぁでも、いい子達でしたよ。
遡りますが、妹のほうは2人でしゃべってた時、日本語と韓国語教えっこして、日本語の「すご〜い」が気に入ってるらしく、使いどころも上手かった。 屈託のない笑顔で、天真爛漫だな〜という感じでした。
姉のほうは、私が日本人だとわかった時、韓国語で会話したことを、なるべく英語で伝えるようにするって言ってました。私が疎外感を味わわないようにって。
私は、ルームメイトが韓国語で何しゃべってるかわかんなくても、それまで全く気にしてなかったんですけどね。情に厚いんだな、って感じました。
それから、興味の持ち方も半端じゃなくて、私が音楽やってることにも食いついてきて、ピアニカ吹くはめになって、「すごい、すごい」って大騒ぎになりました。
「次にどこかで吹く時は、友達に動画で録ってもらって」と言って、私のカメラの録画の仕方まで勘で使いこなして、「こうやればできる」って教えてくれました。

単時間でぐっと距離の縮まった2人でしたが、どうやら行き当たりばったりというか、、、今日はここに泊まるけど明日の宿泊場所はまだちゃんと決まってない状態らしく。
同じオーナーの別の宿で、男女混合の部屋になるか、こっちで2人が別の部屋になるか、と値段を合わせて考えて交渉中のようでした。
たいがいのことはなんとかなる、と思って来ている私ですが、さすがに泊まるところと飛行機は、全日程分確保してから来てるからなぁ。。。
日本人専用宿では経験できないようなことを、目下体験中です。