2011年5月9日(月)

2巡目に突入〜。
11時過ぎに起床。やはり皆ペースが一緒。昨日みんな遅かったんだから、そりゃそうか。
私は全然急いでないので、ネットしたりメールしたりしながら譲りつつゆっくり支度。

そのままネットしてたら結構いい時間になってしまい、15時半過ぎちょっと買い物&プチ観光へ。
まずはイーストビレッジ、またまたサンライズマートへ。
カレーとパンをゲット。ご飯が3パックだったので、残りの2つも諦めてカレーにすることに。ま、間開ければOKでしょ。

その後、この間はバタバタだったので再びソーホーへ。
地下鉄の駅から地上へ出て信号待ちしてたら、若い白人女性に「Mulberry St.へ行きたいんだけど、この辺詳しい?」って聞かれて。
この前はディーン&デルーカしか行かなかったし、周辺の位置感覚・・・ストリート名まではすっかり忘れていたので、「わかんないけど、地図持ってる」って伝えました。(Mulberry St.は最初の年にガッツリ歩いてますが。。。)
英語も併記してあるので、一緒に現在地と方向を確認して、行き方がわかったらとっても喜んでくれました。私も観光客なんですけどね。。。

その後、ディーン&デルーカで今度はゆっくりお土産を物色。
それから、毎年必ず寄ってるアイリーンズ・スペシャル・チーズケーキへ。
お店の人に「初めて?」って聞かれて「3回来た」って言ったら、お店の人は喜んでくれてました。いや、とっさにそう答えちゃったっんですが、毎年来てるんだからほんとは4回来てるはず。
プレーンと、チョコチップのと、バナナのは食べたことを覚えていて、「他のにしたい」って言ったらお店の人も「それがいいわね」と。
で、ブルーベリーのにしたんですが。実は、帰ってきて奮闘記読み返すまですっかり忘れてたんですが、昨年買ったのがブルーベリーだったんですね。
私の中では、昨年の分の記憶がごっそりないことに。次回はかぶらないように気をつけよう。。。
それはそうと、どうもおつりを間違えられたような。$3.50って言われたと思うので、$5出したらおつりが$1.30でした。(細かいほうはクォーターとニッケル1枚ずつ返ってきた。)
たしかに大きさ似てるんですよ。50と15の聞き取りも苦手だし、セントの計算も苦手。とっさには判断できず。。。仕方ないですね。
もしかして、アメリカ人も、こういうの面倒くさいから、チップとして切り上げちゃうんだったりして。。。

帰り、「そうだ、ホールフーズに寄ってなんかおかずでも買っていこう」と思い、パッと23St.駅で降りちゃったんですが、よく考えたら乗ってた電車はRラインでした。西に2ブロック歩くはめに。
そこはちょうどマディソンスクエアパークのすぐそばでした。昨年、散歩してここまで来たんだったな。
公園の周りで数人の人が写真に撮ってたのがこれ。
期間限定(5/5〜8/14)で公園内に設置されてるアート展のようでした。ニューヨークらしい企画ですね。
一応、作者はJaume Plensaって書いてあります。光っちゃって何も見えませんが、のっぺらぼうではありません。
私はアートのことは全くわかりませんが。。。(「でかい!」くらいしか。。。笑)
すぐ隣のワーススクエアにはいろんな屋台が並んでいて、これまたいい感じでした。
チーズケーキ買っちゃったので、とくに何も買いませんでしたが。。。
せっかく間違って降りちゃったんだから、少しは寄り道して楽しまないとね。

途中下車してほんとに寄りたかったのは、こちら、ホールフーズ・マーケット。
今回、毎日のようにお世話になってました。
いつもだいたい遅い時間に行くことが多かったんですが、17時半頃のレジの長蛇の列、半端じゃありませんでした。
量り売りのおかず1点しか持ってなかったら、そばを通った店員さんが「あなたとあなた、こっちへ」って連れて行かれ、ちょっと離れた使ってないレジで会計してくれるという、粋な計らいを受けました。
こんなことあるんだ。日本じゃ、順番は順番だからありえないかもしれないですけどね。。。

宿に戻ってまずはチーズケーキをいただきました。もう18時近かったですが、、、おやつ?
昨年食べてることもすっかり忘れて、「超おいしい」などとメモに残っております(笑)。
当然ながら、写真は割愛させていただきます。あ、でも、昨年のよりちょっとブルーベリー多めかも?

実はてつやさんから、本日分の新たなセッション情報を2つほどいただいていました。
そのうちの1つは18時からユニオンとかいう公式な団体(?)の主催するジャズセッションでしたが、18時に行ってないと入れないかもって言われてたのと、なんとなく雰囲気堅そう(思い込み?)な気がしてたので行きませんでした。
まぁ、もう時間も時間だったし。
次の予定は21時だったので、ちょっとネットやったりしてしばし時間をつぶす。
カレーとさっき買ったサラダで夕飯を済ませ(チーズケーキ食べたばっかりな気もしますが)、グリニッチビレッジ方面へ。
今日は最初から1ラインで行って、14St.駅で乗り換えるコースで。

てつやさんからは、Cafe Wha?のすぐそば、となんとなくの場所だけ聞いてました。お店の名前がわからないとかで。
MacDugal St.を歩いていると、この写真の奥にあるのと同じ横断幕が入口に下がっているお店を発見。Grisly Pearというお店でした。
ここはブルースジャムなんですが、Richieさんのジャムの前に寄って、はしごする人が多いんだそう。
が、知ってる顔はとくに見当たらず、しばし様子見。
演奏されてる曲も知らない曲ばっかりだったんですが、ホスト席の近くにサインアップする紙が置いてあるのをみつけ、声かけに行って名前を記入してもらいました。
ところがサインアップしたのがちょっと遅かったのか、それでも16番目くらいだったと思うんだけど、1回に大勢入れ替わる時もあればそうでない時もあったり、同じメンバーで2曲かと思いきや一部だけメンバー入れ替えて3曲も4曲もやってたりとか、よくわからない回り方してて、いつ呼ばれるのか見当つかず。。。
23時半まで待ったけど呼ばれないんで、残念ですが移動しちゃいました。
先週、りょうじさんに「早く来たほうがいいよ」って言われてたので。

これまたところが、行ってみたら前のイベントが押していました。みんな外で待ってる状態。
昨年もこのパターンにはまったことあるけど、それでVillage Undergroundにはしごして呼ばれるまで待ってたら遅くなったから、今回は早めに切り上げたのに、またまた裏目に。
結局0時半近くまで、外で待ってました。あのままいて、演奏してきても多分間に合ったと思うな。
待ってる間、Kenny'sでお会いしたサックスのまさとさんに会いました。友人宅に泊まってるらしく、帰る途中に通りかかった模様。
フルネーム知って驚いたんですが、昨年知り合ったドラムのまさくんと漢字1文字違い。ひらがなにすれば2文字違いですが。『わたべ』と『わたなべ』、『まさひと』と『まさと』、、、ただいま混乱中。(^^;)
少し立ち話しましたが、ほんとに通りかかっただけでセッションには参加されないようでした。

結局、セッションが始まったのは1時頃。
まぁでも、確実に最初からいたおかげで、Richieさんには始まる前に挨拶して、私が来てるってわかってもらえてました。
今日のセッションには、スペシャルゲストがホストに加わってました。Benny Harrisonさんです。
ホスト演奏には『Cantaloupe Island』やってました。
今日は海外からのお客さんも結構来ていたようで、スイスだったかと、オーストラリアからのお客さんをRichieさんがオープニングの時から時々いじってました。
とくに、オーストラリアの女性2人組は私と相席してたんですが、ものすごいノリが良くてイケイケ(死語?)なお姉さん達でした。
『Cantaloupe Island』で1人ずつソロとってメンバー紹介する時に、ドラムの人を「いい男だけどどうか」的に彼女らに勝手に紹介したり、Richieさんも結構悪ノリしてました。

セッションに移ると、先週も歌ってた人が最初に呼ばれて、また『What Is Hip?』とかやってました。
そうか、そういうことか。。。やはり常連さんで、すでに何回かやってるから、こんな曲セッションでやれるんだな。
Richieさんが采配の仕方を把握すると、いいように使ってくれるようです。ショーとしても盛り上げられることがわかってれば最初のほうに使う、と。
だから早めにおいでということなんですね。

あと、お名前わからないんですが、全盲のピアニストがやはりゲスト的な感じで来ていて、歌いながら弾くんですが、パフォーマンスがすごかった。
リズム感いいし、ダイナミックだし。私は見えててもあれだけ音飛んだらはずすだろうな。。。
アンサンブルするには、彼が合図送って周りが合わせていくしかないわけですが、周りの気遣いもさることながら、彼の的確さはすごかったです。見事にリードして全員が合わせてました。

さて、私はというと、もうこの時点で2時を回ってたので、中盤ということになるでしょうか。
『Superstition』やってる最中、助手みたいなことしてるお姉さん(リサさん)が「この曲できる?」って聞きに来て、ソロ回しの途中でステージに上げてくれました。
『Superstition』の後、Richieさんが私を紹介してくれてたんですが、「She is Track Driver.」って言ってるのが聞こえたので、「違う違う」って手を振ったら「わかったの?」って言われた。ハンドル動かす仕草してみせました。
いつも通訳してもらってるもんだから、直で通じて驚いてた様子。そのくらいなら聞き取れますよ。。。
その後、Gのブルースと知らない曲2曲くらいステージに上がりっぱなしで演奏させてもらいましたが、おかげで、“一お客さん”ではないような注目を浴びました。感謝です。
ステージ下りてからたくさんの人に声かけていただきました。
先週も来ていたボーカルの女の子には「I Love You!」って言われました。(かわいがられるような扱いを受けるので、絶対年下だと思われている。。。笑)
相席してたオーストラリアのお姉さん達も、さっきまでおとなしく横でジュース飲んでたもんで、「すごいじゃないの」って驚かれました。
Benny Harrison氏とは共演できただけでなく、帰り際にお褒めの言葉とハグまでしていただきました。一緒に写真撮ってもらうべきでした。。。
ここへ来ると、毎回スケールの大きな経験をさせてもらえる気がします。
帰り際、リサさん達につかまり、「いくつなのか」と聞かれました。「秘密」って言うと、「16?17?」「もっと上」「20?」「25?」「まだ上」「・・・69?」
さすがにそれは、ない。で、それでみんなで爆笑してなんとか逃げ切りました。
多分、実年齢を知ったら衝撃を受けるでしょうし、その様子を見た私もショックを受けるので、知らないほうがいいんだと思うよ。。。日本人になら教えてもいいけど。

セッション終わってからしゃべったり挨拶したりしてたから、帰宅したのは4時過ぎ。
もちろん地下鉄で帰りました。まばらではありますが、人はそこそこ乗車してるので。そして、1ラインなら駅から宿までも1〜2分。さほど危険な感じはせず。。。
さすがにお風呂は明日の朝でいいや。(ってかすでに今日の朝になってますが。)
みんなを起こさないように身支度して、5時頃就寝。