2011年5月4日(水)

本日外は雨。めっちゃ寒い。
そして空振りの可能性が高い、魔の水曜日。
いつの間にみんな出かけたのやら、お昼頃のこのこ起きて朝風呂。
朝ご飯というか、昼ご飯というか、は昨日の残りのピタ。
今日初めて知ったんですが、ここの宿、ハウスキーパーが毎日掃除とか日用品の補充とかしていってくれるんですね。これは高得点です。
で、今日はお昼過ぎても部屋にいたので、ハウスキーパーの人に遭遇しました。
男の子だったんで、まぁ私は構わないけど、韓国の女の子達、結構平気で下着出しっぱなしにしてたりしたので、戻ってきた時「男性のハウスキーパーが来たよ」って伝えておきました。
彼とはちょこっとだけお話ししました。彼が、ハウスキーパーは「毎日来てるんだよ、知らなかった?」って教えてくれました。
その間、10〜15分くらいだったかな。
私はずっとパソコンいじってて、2日分のブログ書いて、音楽情報の調べ物したりしてたんですが、その後眠くなってきちゃって、またまた仮眠。
そろそろ時差ぼけが出てきたのかも。昨年たしか3日目にダウンしかけたので、無理は禁物。

夕方、再び起きて散歩がてら買い物へ。
本日の予定(仮)の1つに、Tillman'sというバーでライブ&ジャムセッションという情報があって、宿のすぐ近くだったので、先に下見しに行ってみました。
店がない、ってこともあったりするもので。
行ってみると、お店はあるものの、外に1週間分ほどのイベント情報が貼ってあり、そこにはすべて「DJ」と書かれていました。
20時を待たずしてこの候補は却下。
コインランドリーの場所も実際行ってみて確かめた後、ホールフーズ・マーケットに買い物へ。
昨年もわざわざここまで一度だけ来ましたが、今回の宿からは7Ave.を3ブロックほど歩くだけなので、とっても便利でした。
種類豊富な量り売りのお惣菜と、100%果汁のジュースをゲット。
今回『タンジェリン』(マンダリンオレンジのことみたい)っていうのを買ってみたら、これが超おいしくてハマってしまって、この後もこればっかり買ってました。
ホールフーズ・マーケットでは$1.99と安かったし。

宿に戻って食事してから、第二候補目指して再び出かける。
これまたネットで新たにみつけた情報で、E.85St.&2Ave.にある、Mustang Grillというお店の地下で、毎週水曜日sit in可能そうなブルース&ファンク系のライブがある模様。
Times Sq.-42St.駅からシャトルで6ラインに乗り換え、86St.駅へ。
Lexington Ave.から2Ave.まで歩いて、該当の住所を探したんですが、“1633”がなかなかみつからず。 数字を頼りに探すと、急に番号が飛んだりして、道路のどちら側にあるかもよくわからない状態。
かなりの時間ぐるぐるしました。同じ場所を3往復以上したかも。
ようやくお店がみつかって、でも、地下へ下りる階段は見当たらず。中に入ってお店の人に聞くと、店の中から地下へ行けるようでした。
言われた通りに行った先に階段をみつけ、下りたところにドアがあったので開けてみたんですが、、、物置?
周辺もウロウロしましたが、それらしき会場があるとは思えず。上に戻ってさっきの店員さんに聞いてみたら、別の人にも聞いてくれて、「今日はやってない」と言われました。
さすが、魔の水曜日にふさわしい展開です。

仕方なく作戦変更。
水曜日セッションやってる場所でどこに行くか考えた末、Smokeへ様子見で行ってみることに。でも23:30からなので、その前にSugar Barへ。
水曜日は、ブルースかソウルのライブをやっているようだったので。
しかもどちらも最寄り駅は1ラインです。
さっきの逆で、Grand Central-42St.駅でシャトルに乗り換え、1ラインでまずは72St.駅へ。
お店に着いた時、私の他にも1組のお客さんがちょうど来たところらしく、でも、“ブルースミュージックで$10”と聞いて帰って行きました。
私も「残念、ブルースか。。。」とは思いましたが、1時間以上暇つぶさなきゃならないので、聴いていくことに。
試しに、ブルースならsit inできるかなと思って聞いてみましたが、「明日」って言われました。そっか、、、そこはゆるくないのね。
バーカウンターに座って、1ステージが終わるまで聴いていきましたが、あんまり上手いという感じでもなく。。。
『The Thrill is Gone』『Sweet Home Chicago』『Stormy Monday』しか知ってる曲なかったし、暗めの選曲多くてちょっと退屈してしまいました。
今までさんざんノーチャージのライブで飛入りさせてもらったりしてきてるから、これで$10というのは、ちょっと高いかな?という気も。
日本だったらチャージ1,000円なら安いですけどね。

さて、続いて103St.駅へ移動。
ちょっと早めに着いちゃったんですが、23:30にオープンしてセッションが始まるのかと思ってたら、その前にライブもやってたんですね。
しかも、貼紙には「no cover」って書いてある。最初からこっちに来ればよかったな。
中に入ると、超満員。そして、やってる音楽もちょっと聴いたら「これはいい!」ってすぐわかる感じ。
もう終盤だったようですが、やってたのは『Head To The Sky』で、Eve Corneliousという黒人女性ボーカル、バックはピアノトリオ+2管でした。
後ろで立ってたら、お店の人が席探してくれて、カウンターが途切れたその後ろ、壁際に1つだけ背の高いテーブル&椅子が空いてて、ほとんどステージ見えないんだけどとりあえず座れました。(立っててもよかったかも。)
せっかく席を用意してくれたので、カプチーノを頼んだらこれがおいしかった。
ライブが終わると、すぐにステージの人が入れ替わってセッションがおもむろに始まったようでした。
お客さんはあまり帰る気配なし。仕方なく席はそのままでいたら、ライブの終わったミュージシャン達が後ろのほうに来てたむろしてて、その中の1人が私のテーブルの空いてる席に座りました。
セッションは完全にジャズだし、直感で「ここはクレオパトラ系だな、聴くだけで終わるかも」、そう思いながら聴いてたら、相席してきた人が「あなたはピアノ弾くんですか?」って聞いてきました。
さっきのバンドのピアニストでした。(フロント陣以外見えなかったのでわからなかった。)
聴き方でわかったのか、楽器らしきものを持ってることに気づいたのか定かではないんですが、なんでピアノ弾くってわかったのかな?
で、ピアノがよく聞こえるように、PAの人に頼んでピアノの音量を上げてくれました。
それから「日本人ですか?」って日本語で尋ねてきました。
どうやら、ちょっとだけ日本語がわかるとのこと。
セッションそっちのけ?で片言英語対片言日本語でいろいろお話ししました。
結局、セッションには参加しないで途中で帰ってきちゃったんですが、なぜかとっても満足でした。
その方からは名刺をいただき、また来週もライブやるから、と教えてくれました。
Carlton Holmesさんという方でした。調べてみたらなかなかスゴイ人だったのでびっくりしました。
来週はちゃんと最初から観たいと思います。

もう1時近く、結構いい時間にはなってましたが地下鉄で帰りました。1本で帰れるので。
ところが、電車がなかなか来なかった上、時々なぜか止まっちゃうのろのろ運転だったのと、さっき飲んでたコーヒーのせいもあって途中で急にトイレに行きたくなり。。。
28St.駅までは無理だなーと思ったので、マックがあるのがわかっている72St.駅で途中下車しました。時間も時間だし。
が。マックに行ってみるとトイレのドアに「out of survice」って貼ってありました。が〜〜ん。
周辺をウロウロしましたが、スタバは閉まってるし、他に貸してくれそうなところが見当たらず。
一か八かすぐ近くにあった、ピザ屋さんに聞いてみる。懇願に近かったかも。
バイトらしきヒスパニック系のお兄さん達、「No problem!」って、気前良く貸してくれました。
すっきりして出てくると、「Chinese?」って聞かれたので「Japanese」って答えちゃいましたが、すみません、日本の恥さらしました。
トイレ借りるだけじゃ悪いので、明日の朝用にピザ1切れ買っていきました。
向こうが何だったか日本語披露してくれたので、こちらも「Yo soy Japonesa」と1〜10までスペイン語を披露しときました。
明るくて親切なラテン系の人達に感謝!

無事宿に着くと、ルームメイトの2人組(シングルベットの人達)はまだ寝たばかりだったのか起こしちゃって、というか毎晩私が夜中に帰ってくるので、何してるのか聞いてみたかったようです。
「仕事?」って言うから、「音楽が好きで、ライブハウスとかバーに音楽やりに行ってる」って説明しました。2人ともやっと腑に落ちた様子でした。
あ、、、今日は結局音楽やりに行ってなかったことになりますが、すべてが順調にはいかないのも旅の醍醐味ということで、、、よしとしましょう。