2008年6月27日(金)
本日はまたまた早起きの日。
ブライアントパークにて、無料ライブ。というより、テレビ放送の観覧、かな。
今日はMAROON5。来週はチャカカーンらしいです。観たかった。。。
まぁ、前回のことがあるから、7時半頃着ければ全然余裕だと思われ。それでもまだ早かったりするかも?
みんなが起きるより前に起きて支度し、地下鉄で42St.-Bryant Park駅へ。
前回より人は集まっていましたが、やはり状況はほぼ同じ。
7時〜9時っていっても、2時間みっちりのライブが無料なわけじゃないんですよね。ほとんどの時間は待ち時間。そりゃそうか。
MAROON5が登場してライブとして聴けたのはやっぱり3曲くらいでした。
自分にとって一番馴染みのある『Sunday Morning』はやってくれなかったし。金曜の朝だから?(^^;)
ま、写真も撮れたし、話のタネにはなるので、そのために行ったってことで。
ライブが終了してもまだ9時なので、お店とかも開いてないし、とりあえず仮眠を取りにまた宿へ戻ることに。
今日はもう1本、無料ライブ情報がありました。
セントラルパーク内のCharles A. Dana Discovery Centerってところで、14時〜16時ラテン・ジャズ系のライブが。
ちょっと遅れて到着した、っていうのもあるかもしれませんが、それらしき建物はみつけたものの、ロビーより中に入れる雰囲気ではなく、ライブが行われてる様子もまるでなし。
シーンとしてる。
場所が間違ってたのか、情報が間違ってたのかはわかりませんが、どうやら空振りっぽい。
まぁ、どうしても聴きたかったライブというわけではないので、「ま、いっか。」と諦める。
ちょっとだけセントラルパークを散歩して(迷子になると困るので、ほんとにちょっとだけ)、アッパーウエストへ向かうことに。
なんだかなつかしく感じる街並み。
一番最初にお世話になったマックやよく立ち寄ったファーマシー。
でも、いくつか知らないお店が新しくできていたりもして。まだ9ヶ月しか経ってないんですけどね。
やっぱりアッパーウエストのBroadwayは好きです。ゴミゴミしてなくて、整然としていて。道路も広いし。
オーガニックの石鹸やシャンプーを扱うお目当ての店に行ってみたんですが、前回掘り出したものは置いてなくて、あとはロウアーイーストでもっと安く売ってるのみつけちゃってたので、結局買わず。。。
地域によって物価が違ったり、、、するんですかね。
そして今日は1つ観光モード。16時からMOMAが無料になるので、行ってみることに。
まぁ、絵とか見てもよくわからないんですけどね。行ったという事実を作ることが重要?(^^;)
すんごい行列になってましたが、思ったよりはすんなり入れました。
あ、そういえば、50St.駅からMOMAに向かう途中、偶然オー・ボン・パンをみつけました。ここが先日来たかったけどみつからなかった場所です、多分。
たまたまあのパンがいまいちだったのかもしれないから、仕切り直してみようかな、とクロワッサンを買ってみました。この場では食べずに、後で食べたけど、クロワッサンはおいしかった。
名誉挽回。
で、MOMAでしたね。
約1時間半くらいかけて、ざっくりですけど各フロア見て回りました。
構造が迷路みたいな感じなので、全部の部屋は回れてない可能性高いです。
なんか、見てもよくわからない分、写真ばっか撮ってしまいました。“知ってる”とか“好き”とか“おもしろい”とかを基準に。
ライブとかセッションとかの時に写真撮り忘れるのは、そのものに夢中になってるからなんですね、きっと。
多分ここは他にやることないから写真ばっか撮ることになったんだと。
2階がコンテンポラリーアートなんですが、照明とかを使って光を楽しむみたいな部屋がいくつかあり。
これは鏡になってたので、鏡に映る自分を撮ってみました。
ライブハウスも全面鏡にしてくれたら、自分で自分の写真を撮れるかも。(^^;)
撮った写真全部は載せきれないので、中でも一番印象に残ったのがコチラ。さすがに圧巻でした。
1部屋に1枚だけで展示してあり。色彩も幻想的でキレイだった。
他にも、ピカソとかゴッホとか、ルソーなんかも写真に収めました。
結構歩き回って疲れるので、中庭みたいなところ(スカルプチャーガーデン)で途中休憩も入れたりしつつ、私なりにMOMAを楽しんできました。
その後、近くにあるラーメン屋さん、『めんちゃんこ亭』へ。
日本人の常連さんとかがいそうな雰囲気のお店です。
豚骨ラーメンをいただいてみました。まぁまぁおいしかったけど、多分ラーメンに関しては日本で食べたほうが普通においしいだろうな、と思ってしまった。
何事も経験。
急いでグリニッチビレッジ方面へ移動。
私が訪れてる期間はちょうどジャズフェスとかあって、ハービーやらアルグリーン、ギルスコットヘロン、その他にもスティーリーダンとかいろいろ観てみたいライブが目白押し。
でもそんなに予算もないし、自分が演奏することを第一の目的に考えていたのですべて諦め、唯一行くことにしたのがSoulive。
金曜日はセッションの予定がなかったし、ってこともあり。
ライブ開始予定は19:30。
現地集合でルームメイトとその弟さんと合流。兄弟あまりに似てて可笑しかった。(^^;)
結構並んでたので、チケット予約して正解でした。すんなり入れてもらえた。
全席立見なんですが、後ろのほうにちょっとだけ椅子があり、MOMAで歩き疲れちゃった私はそこに陣取る(笑)。
若者2人は大丈夫らしく、立ってました。
が、全然始まる気配なし。待てど暮らせど、、、って感じ。
待ちくたびれた観客が催促の拍手。おもしろい。
結局1時間押してました。
始まったら隣の椅子の人達が靴脱いで椅子の上に上がってる。お!それいい!
私も真似して椅子の上に上がりました。で、この高さ。(^^;)
写真もバッチリ撮れたし、疲れたら椅子に座って、なかなかラッキーでございました。
それにしてもすごかったですよ、オルガン。
あのリズム感はどうやったら身につくんだろう?
ため息がでちゃいます。
ライブそのものは22時くらいに結構あっさり終わってしまいました。やや短く感じました。
考えてみたらニューヨーク来てちゃんとメジャーな人のライブ観たのはこれが初めてなんですね。
私の音楽活動、地元密着型なので。。。(^^;)
しかしこれで$30なんだから、やっぱり身近なんだよなぁ。
帰り際、ちょっとCafe Wha?に立ち寄りました。
ライブのはしごではなく、Tシャツが欲しかったので。
入口にいた人に、「Tシャツが欲しいんです」って言ったら、それだけもOKみたいで、中に入れてもらい、
受付で買うことができました。
そこにいたお姉さんに、「Japanese?」って聞かれ、「Yes」っていうと、「ワタシタチハトモダチデス」って日本語で言ってた。
なんか、嬉しいですね。ライブハウスの一角にも、日本語を覚えておいて日本人とコミュニケーション取ろうとしてくれる人がいる、ってことが。
様々な人種がいることがあたりまえのニューヨークだからこそ、受け入れ態勢が浸透してるんだろうし、とくに音楽は人種や言葉の壁を超えて人をつなぎやすいからなんだろうな、と改めて思いました。