2008年6月24日(火)

本日の日中は、タイムズスクエア辺りを散策、『おのぼりさん』をしに行く。
まぁ、目的はハーシーズのチョコをゲットすることと、オー・ボン・パンのパンを食べてみたいってのと、そろそろどうやって帰るかが気になっていたので(来る時も苦労したし、アムトラックやNJトランジットを乗りこなすのは無理な気がしてたので)、ポートオーソリティバスターミナルの偵察、この3つ。

まずは47-50Sts.-Rockefeller Center駅で降りて、近くにあるはずのオー・ボン・パンを探す。
ところが、自分が持ち歩いていないほうのガイドブック情報だったため、場所をしっかり把握してなくて結局みつけられず。。。
あまり歩き回ると体力持たないので、ひとまず諦めてハーシーズへ。お土産用にチョコを大量買い。
っていうか、順番的に誤ったな。結構チョコって重いのね。。。

そして、どこでお昼を食べようか、願わくば別の場所にオー・ボン・パンはないかキョロキョロしながらW.42St.を目指します。
途中、偶然にもタイムズスクエアの有名人と言われる人に遭遇しました。
やはり観光客が周りを取り囲んでいて、一緒に写真撮ってもらったりしてました。
私も記念に遠くからこっそり撮らせていただきました。(^^;)
後ろに見えるは、ミンスコフ劇場。

この辺は、有名な場所がいくつもあるので、めぼしい場所はカメラに収めながら移動。
ほんとは、コールドストーンのアイスや、クリスピークリームドーナツとか、機会があれば本場で食べ比べしてみたかったんですが。。。
あまりの暑さに甘いものを食べる気になれず、写真だけで我慢しました。
とりあえず、お昼も「ここ!」って思えるお店がみつけられないまま、ポートオーソリティバスターミナルに到着。 34St.-Penn Stationほど複雑じゃないけど、案外大きい。
んでもって、どこでチケットを手に入れるのか、乗り場はどこなのかとかを探るべく施設内を偵察。

と、偶然にも、ターミナルの飲食店の中に、オー・ボン・パンを発見!
買い方が日本のパン屋さんとかとはちょっと要領が違うので(トングとかないし)、ちょっととまどいましたが、他のお客さんの様子をうかがいながら真似してみる。
ドリンクはセルフサービスだったんですが、入れちゃってから気づいたんだけど、ホット用のカップにアイスティーを入れてしまい、値段が違うと困るから「入れ物間違えたけど、これアイスティー」ってレジで伝える。
で、イートインできる場所があったのでやっと落ち着き、食べたんですが。
期待はずれでした。。。
アイスティーとかいっても全然ぬるかったし(氷とかあったのかな?見当たらなかった気がするけど。)出すぎてて濃いし、選んだパンがたまたまはずれだったのか、味気なくてパサパサだったし。。。
かなりがっかりでした。日本上陸か?って騒いでたから、おいしいんだとばかり思ってたんだけど。

気を取り直して、再度ターミナル内を偵察、とりあえず当日朝迷子にならずに済むように、チケット売場と乗り場は押さえておきました。
思い切ってチケット売場の人に、日曜日は朝何時から開いてるのか、予約は必要なのかとかも聞いてみて、疑問も解消。
とりあえずなんとかなりそうかな。まぁ、一番確実に空港にたどり着けるのは全行程タクシー、っていうのがてっとり早いことは確かなので、あとは最終日の懐具合と相談ってことで。

そうこうしているうちにまたまた外はどしゃ降り。いつの間に。
電車でここまで来ることも考えて、試しにA・C・Eラインから帰ろうと思ってたので、濡れることはありませんでしたが。。。
乗り換えで使うW.4St.-Washington Sq.駅にはエレベーターもあることを発見。ただし、問題は宿の最寄り駅。駅まで遠いのと、ホームに下りるには階段しかない。
残金少なくなっちゃったら地下鉄もやむを得ないんだよなー。先に帰った人達は、地下鉄→バスで帰るって言ってた人が多かったし。できるかな、私。

さて、本日夜の部は、Kenny's CastawaysでJason氏主催のジャム。
とりたてて話題にあげていませんでしたが、もうこの頃には長期滞在のルームメイト達とだいぶ仲良くなっていました。
私が夜な夜な楽器持って出かけては真夜中に帰ってくるんで、どんなことしてるのか興味持ってくれてたみたいで、毎日いろいろ報告したりもしてました。
前述したベーシストの人には、「ベース借りれそうなところがあったら、セッションに連れてって」と言われてました。
で、今日はちょうど仕事も都合つけられるようだったし、お勧めできるのも今日くらいしかないし。一度宿に戻って、どうするかのご相談。
彼はもうご飯作り始めてたし、私はその前に行きたいところがあったので、現地集合ということに。
で、話しててわかったんだけど、金曜日にあるSouliveのライブをお互い狙っていたことがわかり、じゃぁチケットもまとめて今日買っちゃおうかということになりました。
実は、彼の弟もニューヨークにいて、一緒に観に行く予定にしてたとか。
グリニッチは私のほうが詳しいし、英語は彼のほうが上手だし、ちょうどよかった(笑)。

私が寄りたかったところのもう1つは、Bleecker St.沿いにある、Joe's Pizza。
昨年来た時に、ともさんがそこのピザおいしいよ、って教えてくれてたんだけど、結局機会がなくて食べておらず。
今年こそ、イタリアンのピザじゃなくて、アメリカのピザ食べなきゃ!と思ってたし。(^^;)
思ったほど全然こってりじゃなくておいしかったんだけど、夕飯がピザ1カットのみ、って逆にちょっと物足りなかった。でも、待ち合わせまでもう時間もなかったし。

Souliveのライブが行われるLe Poisson Rougeは地図には載ってなかったんですが、結局Kenny's Castawaysの真ん前でした。
場所が確認できたのでKenny's Castawaysの前でウロウロしてると、「Kumi!」と誰かに呼ばれたような。みると、車に乗ったJasonが叫んでました(笑)。
なんか、いいですよね。ニューヨークの道端で名前呼ばれるの、って。ただの観光じゃありえないことだもん。
そして、ほどなくお友達も到着。
チケット購入のやりとりはすべてお任せしてしまいました。(^^;)
で、どうやら、後からもう1人ルームメイトが遊びに来てくれる模様。女子部屋のほうの人で、彼女はダンスのレッスンに来てるんだけど、年齢も近そうな感じだし話が結構合って、 私のやってることにも興味持ってくれてたみたいです。こっちに来てまだ一度も夜遊びしてなくて、知り合いがいるなら行っちゃおうかな、ってことらしく。

昨年のBaggot Innに比べたら、だいぶ人も多くて盛況でした。
昨年お会いしている人達もたくさんいて、結構みんな覚えててくれて嬉しかった。もう1人の日本人ドラマー、しんやさんとか。
Village Undergroundでライブやった後にRed Lionに飛入りで合流したサックスの人とか。
そして、ショーンさんにも再会。最初私がピアニカじゃなくてキーボード弾いてたから気づかなかったみたいですが、声かけに行くと「あぁ、ピアニカの!」って感じで、ハグ&ご挨拶kissまでされてしまった。
さすがに慣れてないんでちょっとビックリしましたが。
んで、なんと女性ギタリスト、パティにも再会。
私がいろんな人に挨拶して回ってるので、ルームメイト達は驚いてたようです。
まぁ、あちこち渡り歩いてると知り合いも増えていくわけで。。。
Jason氏にルームメイトを紹介しておいたので、結構早い時間に彼もステージへ。ベースも貸していただけることになりました。これはAntar氏のかな?
ブルースと1発ものファンクみたいなのをやらせてもらっていました。久しぶりにベースに触った、とか言ってたわりにはサマになってました。
楽しんでもらえたようで、よかったです。

ルームメイト達が来てくれたおかげで、唯一、自分が演奏している写真を撮ってもらえた日でした。
ありがたい。
後ろに写ってる方がこれまた日本人ギタリストで。うわさ通り日本人率高かったです。
他にも女性ボーカルやら、ハープの人もいたな。昨年はあまり日本人に遭遇しなかったんだけど、結構いるんですね。

何曲参加させてもらったかわからないくらい、ステージに上がりましたが、やっぱり知らない曲が多いのと、構成やら先のコードが読みづらいような曲が多くて、様子見ながらで思い切り演奏できなかったので、やや不完全燃焼気味。
おまけに一度座ったらずっと弾きっぱなしの鍵盤のおじさんとかいたりして。(- -;)
まぁ、普段自分以外に誰も来てないのかもしれないけど。。。
やや、一部“やったもん勝ち”になってて、不公平感が否めない感じ。
ショーンさんとかパティとか、1、2曲くらいしかやってないんじゃないかな。
ちゃんと楽しめたのかな?それが心配。
そういえばパティ、ギター弾きながら『Use Me』歌ってた。カッコイイ。
そろそろ時刻は午前2時近くになっていたので、さすがにルームメイト達にこれ以上つきあわせるのも悪いなと思い、挨拶もそこそこになっちゃいましたが、途中で帰ってきました。
長居するほど不完全燃焼度も増しちゃいそうだったし。。。

さすがにセッションも4箇所目ともなると、それぞれ違いがあって、いろいろ見えてきます。
今日は知り合いのセッションだし、日本人も多かったし、ニューヨークセッションデビューのお手伝いをさせていただいた手前もあるし、ちょっとだけ残念な気がしました。
そう感じていたのが私だけならいいんですが。
また来たいと思えるセッション。また来るでしょ?と誘えるセッション。
国が違っても、目指す境地は一緒ですよね、きっと。