2010年4月28日(水)

今日はルームメイトが日本に帰る日。
なのに、最後にバイト入れてたみたいなので、朝帰りの私とあまり変わらない時間に帰ってきた様子。
だいぶお疲れのようで、私がお風呂から上がってくると、ご飯食べた後そのままリビングのソファで寝ちゃってました。
心配だったので、ベッドから布団引っ張ってきて、かけてあげました。ついでだから洗い物もしておきました。お母さんみたいだな。。。
8時にはシャトルバスが下に迎えに来るらしいけど、目覚ましかけてるかどうかもわからないから気が気じゃなくて、私も自分の携帯が7時に鳴るようにセットして寝ました。
それが6時の就寝。

ろくに寝てないまま7時になって、リビングに様子見に行ったら案の定まだお休み中。心を鬼にして起こしたら、10分後にまた起こすことに。
こうなったら、とことんお母さん役に徹します。
結局、30分あればなんとかなる、と思ったらしく、7時半まで寝せといてあげることに。
さすがに7時半には起きたみたいだったので、支度の邪魔しないようにおとなしくしてて、見送りしようかと8時頃様子を見に行くと、スーツケースとまだ格闘してました。
荷物の大半は先に送っちゃってたんだけど、残ってた荷物が思ったより多かったらしく、閉まらない、と。。。
いらないものを捨てることにしたり、手荷物にできそうなものを外に出したりして、2人がかりでなんとか閉まるところまでこぎつけました。
時間ギリギリでした。ちゃんと間に合ったかな。。。
でも、その後戻ってこなかったし、電話とかもなかったから大丈夫だったんでしょう、きっと。
彼女を見送った後、お腹がすいたのでご飯食べて、それから16時くらいまで爆睡。

数日同じ材料使って自炊してたので飽きてきちゃって、夕飯は他のものを調達することにしました。
E.28St.にある『Curry in a Hurry』というカレー屋さん(ファストフード系)が気になってたので行ってみることに。
ピザの時もそうですが、メニューを理解するのに一苦労。
読むのに時間がかかるうえ、読めたとしてもどんなものか想像がつかない。
サグカレーがほうれん草だってことは知ってましたが。。。
結局、無難そうなチキンカレーにしました。宿に戻ればレトルトのご飯があるので、テイクアウトでカレーだけ。これで約$6です。
結構辛くてスパイシーで、ちょっとクセのある香りがしてましたが、おいしかったです。
チキンが骨ごと入ってたので食べるのがちょっと大変でした。
1パック分のご飯には多すぎる量だったので、半分はまた明日。

本日のメインはRed Lionでのともさん達のライブですが、例によって夜中の1時からなので、その前に別のセッションの新規開拓ができればと思い、ネットで調べておきました。
まずは、ロウアーマンハッタンにあるEamonn'sへ。ここは、昨年帰ってきちゃってから情報をみつけた場所です。Chuckyが演奏してる動画をみつけてたので、セッションやってるお店かどうか、昨日本人に確認しておきました。
最寄り駅がBrooklyn Bridge-City Hall駅だったので、地上に出たらふとブルックリン・ブリッジを見てきたくなり、寄り道をしに。
でも、暗くてよく見えず、実際に吊橋部分に到達するには相当遠そうだったので、5分くらい歩いたところで諦めてUターン。また明るい時に来てみよう。
地図で場所を確認してEamonn'sを目指しました。が。
あったにはあったんですが、ドアプレートは「closed」、ドアには鍵がかかっていてガラス部分が割れたまま、中は暗くて人の気配はありませんでした。最近つぶれて、そのまま放置しているような雰囲気。(調べてみたら、4/26に閉店したらしいです。)
仕方なく次の場所へ移動。

すぐ近くにあった地下鉄のChambers St.駅からA・Cラインに乗り、14St.駅へ。
そこからLラインに乗り換えて14St.-Union Sq.駅まで戻りました。
Bar13というお店で、『pro jazz jam』というイベントがあるらしかったので行ってみたのですが、今度はお店はあるし営業もしていたものの、ステージらしきスペースに楽器はなく、1人の男性がしゃべってました。
コメディ・ショーとかそういう感じかな。
入口が2階でわかりづらかったから、お店間違えたかな?とも思い、下にいた係員らしきおじさんに念のため確認しに。お店はあっていたのですが、『pro jazz jam』というイベントは今もうやっていないとのこと。
ネットの情報が古いままだったんですね。
仕方なく再び移動。

Lラインで8Ave.駅に戻り、C・Eラインで50St.駅へ。
Time Out New York Loungeというところで、ジャムセッションがあるようだったので行ってみました。
今度は、お店もあるし営業してるし音楽もやってたんですけどね。
ステージには2人、ドラムがなくて、どうもフォークソングか弾き語りか、みたいな雰囲気だったので、一瞬見ただけで出てきました。
多分ここは、私がやりたいセッションとは違う。

さて、どうしよう。アッパーウエストのSmokeに行くか、ものすごい途中からになっちゃうけど55barにマイクスターン観に行くか、って選択肢もあったんですが。
なんかもう萎えちゃって乗り換えとかがめんどくさくなってたので、W.4St.-Washington Sq.駅にそのまま戻りました。
この時点で23時頃。前のバンドもちょっと観るくらいの時間に行けばいいので、それまで暇つぶしできる場所を探さねば。
30分くらいウロウロしていいカフェはないか探したんですが、みんな早い時間に閉まっちゃうんですよね。やっぱりマックか、カフェ・レッジオしかないか。。。
というわけで、昨年と全く同じパターンですが、カフェ・レッジオでカプチーノ飲みながらまったりしてました。違うのは、この後大慌てで宿まで戻らなくていいことかな。

0時半頃Red Lionへ。
もちろん、入口はすんなりパス。
よく見ると前のバンドにBitter Endでホストやってるベースの人が。
わーい、また会えた。
2年前は前のバンドを1時間も聴いてるのが苦痛だったから、暇つぶししてから行くようになっちゃったんですが、今日は早く来ちゃっててもよかったかも。
終了後に挨拶しに行ったら、「あぁ!」って感じで覚えててくれて。名前聞いておけばよかった。。。

Jasonが来たので、昨日会えなかったからご挨拶。なんかもう、何も言わなくても飛入りさせてもらえることになっちゃってるような。。。
このバンド、3人が核ですが、それ以外のメンバーは毎年来る度に変わってます。今回はパーカッションが入ってました。(多分、昨日のジャムに来てた人です。)
あとChuckyも。
Chuckyに、Eamonn'sに行ったら閉店してたって伝えたら、頭かかえて「Oh,My God!」って言ってました。やっぱり知らなかったのね。

1・2ステージとも終わりのほうで呼ばれて、2、3曲くらいずつ参加させてもらいました。
例によって3コード程度の、でも知らない曲が多かったですが、『Use Me』と『Love The One You're With』はわかりました。
私の他にも昨日来てたギターのJimmyさん、あとバイオリンのおじさんが飛入りしてました。
このバンドのサウンドにバイオリンがありなのかどうか、私にはちょっと「ん?」って気もしましたが(笑)、Jimmyさんはちょっとアバンギャルドな匂いのする、いい味出してました。
日曜日のBitter Endでみかけた時から、「この人上手いかも。日本人かな?」って気になってたものの、若干近寄りがたい感じで声かけなかったんですが、今日はご一緒できたのでお話することができました。

ともさんの誕生日が近かったらしく、ステージの合間にJimmyさんが買ってきたケーキが配られました。ニクイ演出ですね。
「近所で日本のケーキっぽい味のをみつけた」、って嬉しそうに言ってました。スイーツ男子かな?
私にとってはそれでもまだちょっと甘い気はしました。。。(しかも夜中だし!)
絶対飲み物必要、と思ってカウンターに行ったら、演奏したからかバーテンダーさんがタダにしてくれました。太っ腹!

ライブの後にもまた、ともさんやJimmyさんと日本人同士でずっとしゃべってたんですが、アメリカで音楽を続けている人達ならではの話が聞けて、とっても興味深かったです。
私からすれば、こっちでやってることそのものさえすごいなぁ、と思うんですが、こっちに来たら来たで、私が日本で思ってるのと同じようなことをやっぱり考えるんですね。
Jimmyさんには、ニューヨークで成功したスタジオミュージシャン系の人達が集まってるから、ロスへ行ってみるようにと言われました。(Jimmyさんはもともとロスにいたそう。)
ここで演奏してる瞬間が楽しいからニューヨークには来るものの(あとみんなにも会いたいし、街そのものが恋しいし)、実力が足りてないのもわかってるから、そこまで真剣に上を目指してるのかっていうとなぁ。
だいたい、日本ですら音楽のみで生活できてないわけだし(日本のほうが厳しい環境かもしれないけど)、お2人とはそもそも場所の問題だけじゃなくて、立ってる土俵が違うかも。
おまけに、人生折り返しに入ってるしー。
ロス、ね。機会があれば。。。一応頭に入れておきます。
今日は改めて、自分は何がしたいのか、何をしなきゃいけないのか考えさせられました。惑わずにはいられず、答えは明確になってないですけどね。