2010年4月25日(日)

本日は雨。
時差ぼけ&疲労で爆睡でしたが、昼頃さすがにお腹がすいて起き、日本から持ってきていたインスタントのご飯とみそ汁で朝食(昼食?)。
ブログを更新したりした後、体がだるい感じでまだまだ寝れそうだったので、再び寝る。
その後も何度か目は覚めるものの寝直す、というのを繰り返してました。

19時頃だったか、いい加減起きようと思ってトイレに行ったら、急に吐き気がして立っていられなくなりました。
さっきまで別に具合悪いわけではなかったのに。なんとかしなきゃ。
綺麗かどうかとか言ってられない状況だったので、洗面所のコップで水をとりあえず飲む。
目の前が暗くなりそうな感じがして「ヤバイ、倒れる」と思ったので、とっさに自分でその場に仰向けに寝転がりました。バスルームが、広くて綺麗で床は大理石っぽい石でできてたのでよかったですよ。。。
いっぱい寝てたのになんだろう?お腹の調子はあまり良くなかったけど、それはそんなに緊急な感じでもないから違うと思う。
来る前からずっと続いていた首の凝り〜腕の鈍痛が、脳の血管系とかの影響じゃなきゃいいけどな、っていうのもあったので、万が一気を失った場合のことを考えてとりあえず着衣を正す。こんなところで一生の汚点作りたくないし。
ルームメイトに助けを求めようか、どうしよう。。。
あんまり心配かけたくないし、海外で医者にかかるのもやだし。
数時間後にはセッション行くつもりだったから、へたばってる場合じゃないのだよ。

しばらく寝転がってたら、床が冷たくて気持ちよかったせいか、何分か後には起き上がれる感じになったので自力でなんとかベッドに戻りました。
とりあえず緊急事態ではなかったようです。
多分、疲労・貧血・栄養失調、、、そんな感じでしょうか。
考えてみたら、昨日は動き回ったわりには力の出るようなもの食べてなかったし、今日は7時間前にご飯とみそ汁食べただけだったもんなぁ。

飛行機の中でもらったチョコレートがあることを思い出して食べてみたら、ちょっと快復してきて動けるようになりました。
まだ食材の買出しに行ってなかったため、食べるものがないので、「大丈夫、大丈夫」と自己暗示かけてとにかく近所のスーパーに出かける。
今後もしこういう状態になった時、食べ物ないと困っちゃうので、ちょっと多めに買いました。
野菜だけじゃなくてタンパク質も摂らねば、ってことで卵とベーコンも。あとパスタとか、パン(1斤!)とかお水とか。
これで寝込んでも当分大丈夫。買い物してるうちに、元気になってきましたが。
宿に戻って、十八番の野菜スープを作って食べたら復活してきたので、21時半頃には出かけることができました。

本日はBitter Endのジャムセッションです。 グリニッチビレッジに行くのに、Lラインを6Ave.駅で降りてF・Vラインに乗り換えるか、8Ave.駅まで行ってA・C・Eラインに乗り換えるか悩むところでしたが、前者にしてみました。
なぜか、エクスプレスのはずのDが停まったので「ん?」って感じでしたが、昨年とは大違いで普通に走ってるみたいだったので、今後も近いほうの6Ave.駅で乗り換えることに。
グリニッチは毎日のように行ったため、このルートの乗り換えに便利な車両の位置とかもなんとなく覚えました。

22時半頃にはBitter Endに到着。昨日お会いした日本人ギタリスト、きよしさんにもまたお会いしました。
今日のホストベーシストは2年前にいたイケメンさんでした。
ドラムの人は昨年もいた人でしたが、よく見るとトワイライトのジェイコブに似てます。今日が誕生日だったらしく、紹介されてはにかんでました。
お2人とも目の保養になりました〜。(いかん、いかん。笑)
そしてChuckyにも再会。相変わらず強烈キャラ炸裂してました。

お客さんがかなり入ってたので、端っこのほうの席に1人で座ってたんですが、ジュース頼んだ後一向に来なくて。
フロアではお姉さんが1人で忙しそうに他の人の注文を取ったり運んできたりしています。
まさかなーとは思っていたんですが、しばらくしてから私が視界に入ったらしく、「あ゛〜忘れてた」って感じのリアクションしてました。やっぱり。
仕草がかわいくて思わず笑っちゃった。
こういうゆるさも日本とは大違いだし、ましてやこういうお店では「大変お待たせしました、すみません」とかもないですからね。
私も急いでるとかじゃないから、気にしないし。
そのお姉さん、歌も歌うみたいで、『Natural Woman』歌ってました。なかなかパワフルで上手かったです。

本日進行役のジェイコブくん(ほんとはMark)に23時過ぎに呼ばれてステージに上がったんですが、スタンドマイクはChuckyが使ってるし、ダイレクトボックスに入れるように言われてそうしたものの、音は大きくならず。
ギターアンプとかじゃないと出ないかも、ってことを伝えたかったんだけど、日本語でも上手く説明できないことを英語で言えるわけもなく。
なんかお待たせしちゃってて申し訳なかったので生音でもいいかな、とか思ってたんですが、ホストの人達がすごい親身になっていろいろやってくれて。
結局、ギターの人がピアノに移動して、ギターに挿してたシールドをそのまま貸してくれました。
皆さんほんといろいろありがとうございます。
ギターの人、ピアノも上手くてエンターテイナーでした。
『Pass The Peas』とGのブルース(曲名わからず)をやらせていただきました。
『Pass The Peas』のソロの途中からお客さんが拍手しだしてくれてたのが嬉しかった。
まぁ、きっとまだ若いと思われてるんだろうな、、、と思いつつ。

ここはPAが日本人の方なんですが、帰り際「相変わらずいい音出してますね」って声かけに来てくれました。
お話したのは3回目にして初めてだったんですが、私がアメリカに住んでると思ってらしたようです。
「日本から来た」って言ったら「わざわざこのために来るの?」とかなりびっくりされた様子。
ここだけじゃなくて、毎日あちこちのセッションに行くんだってことはご説明しましたが。
そしたら、「明日のセッションはすごいから来れば?」と教えていただきました。
サックスのRichie CannataさんはBilly Joelと共演していた人だし、ホスト陣みんなすごいから、と。
果して私なんかが行っちゃって大丈夫なのか?って感じだし、明日はVillage Undergroundの日でもあるから悩むところですが。。。

最後までいたら1時くらいになっちゃってましたが、きよしさんが途中まで一緒に行ってくれるというので地下鉄で帰ることに。
さすがに乗り継ぎに時間かかって、帰宅は2時頃になりました。
それにしても、音楽からもらうパワーってスゴイです。ほんの数時間前倒れかけたのがウソのように元気になっちゃうんですから。