2009年9月22日(火)

泣いても笑っても活動できるのは今日が最後。
とりあえず悔いの残らないよう、行きたい場所にはなるべく行っておくことに。
お土産は買い揃えたので、自分のためとなると、、、やっぱりスイーツ?

というわけで、まずはチェルシーへ。
6ラインで14St.-Union Sq.駅へ向かう途中、33St.駅を「通過します」とか言って、突然、停まらずに通過したので(乗ってたのは各駅)、「えー?そんなのあり?」とか思ったんですが、後で自分も被害に遭うことになります。
そして、昨日せっかくYazさんには乗り換えの便利な階段を教えてもらいましたが、いつも行き当たりばったりで乗るから、そう簡単に上手くいくわけもなく。
そもそも、乗り換えで使えるルートが何通りあるかもよくわかってないので、Lラインの乗り換えが昨日と同じだったのか、大回りだったのかすらよくわからず。
私はまだまだ“着けばいい”レベルです。。。

8Ave.駅からはチェルシー・マーケットに直行。2年連続写真を撮り損なってるので、今回はバッチリ撮ってきました。その中の何枚かをご紹介しつつ。
まずは入口でこんなものを発見。
テナントで入ってる店舗名がずらっと並んでいるっぽいです。
とってもオシャレでセンスいい感じなんで、思わず写真に収めました。行ったという証拠にもなるし。

ここに来た本命は、昨年お土産にも利用した、ファット・ウィッチ・ベーカリー。
やっぱりお土産に人気のようで、日本人が何人も来てました。
今日のおやつには他のものを予定していたので、いろいろ買いたい気持ちを我慢して、ウォールナッツの大きいサイズのを1個だけ、自分用に買いました。
結局こっちでは食べずに日本に帰ってきてから食べたので、いろいろ買ってもよかったかなぁ。。。
スーツケースに余裕がなかったので、缶は無理だったと思いますが。

こちらは、ファット・ウィッチ・ベーカリーの隣にあるカップケーキ屋さん。
この色とりどりのかわいらしいカップケーキは絵になりますね。っていうか、言われなきゃカップケーキだと思わないですよね。
私にはどうしても、食べ物に見えてこないのですが(笑)。

他にもいろいろなお店が入っていて、食材やお土産探しには事欠きません。カフェやイートインできる場所も充実してるし。雑貨屋さんもあります。(1軒入れ替わっちゃってたけど。)
で、過去2年、ここにはトイレがないものと思っていたのですが、これだけ長居できる場所にないわけがないと思い、警備員みたいな人がいたので聞いてみました。
そしたら、「滝の先を左」って教えてくれて。やっぱりあるんだ。次来る時は、ご飯食べたりしながら、のんびり見て回ろうっと。

次は、再びリトルイタリーへ。と、その前に、8Ave.駅に戻る時、バルドゥッチーズをのぞいてみようかと思ったんですが。。。
なんと、もぬけの殻でした。つぶれちゃったんだ。ショック。

Lラインで14St.-Union Sq.駅まで戻り、6ラインでSpring St.駅へ。のはずだったんですが、エクスプレスの4・5は見送って6に乗ったにもかかわらず、Bleecker St.駅の後突然エクスプレスに変身。ついていけません。。。
Brooklyn Bridge-City Hall駅まで強制送還され、仕方なくまたアップタウン方面の各駅に乗ったのですが。
今度は、Canal St.駅に止まった時に「次はAstor Place」ってアナウンスで言ってるのが聞こえ、慌てて降りました。
このままじゃ、行ったり来たりするだけで、いつまでもPrince St.駅に着かない。
先日チャイナタウンに行った時に、リトルイタリーはそう遠くない、ってわかったので、Canal St.駅から歩くことにしました。

お目当ては、これまた3年連続となるアイリーンズ・スペシャル・チーズケーキ。
全然歩ける距離でした。どちらかというと、このお店もチャイナタウン寄りだし。
ルームメイトがチーズケーキ好きって言ってたので、お土産で彼女の分も買っていきました。
彼女にはとりあえず、プレーンを。私は三度目なので、ちょっと甘そうなバナナを試してみることに。
そういえば、お店の人に「For here or to go?」って聞かれた時、なぜか「To goで」って口をついて出たんですよね。“で”って日本語やん。。。

帰りは、なぜかSpring St.駅から帰れました。ちゃんと電車が停まって、乗せてくれたので。
ほんと、わけがわかりません。
これが日本だったら、目的の駅で降りれなかった人達が振り替え切符を求めて大混乱、ですよね。

途中のスタバでコーヒーを買って、宿に戻ってケーキタイム。あー幸せ。
ルームメイトは外出中だったので、メモを残して部屋の冷蔵庫に入れておきました。念のため。。。

食べ物の話ばかりで恐縮ですが、最後の晩餐はさてどうしよう。
パスタはまだ余ってましたが、具材は綺麗に片付いてたし、いい加減飽きてもいたので、ルームメイトに使ってもらうことに。
あと食べておきたいものといえば、、、ピザ?
全然晩餐って感じじゃないですが。
というわけで、近所でピザ売ってるお店に行って、2切れ調達してきました。
昨年食べた時、1切れだと物足りないような気がしてたのと、2種類食べてみたかったのと。
でもねー、食べてみたら多かったです。1切れちょっと食べた後、残りは明日の朝食べれたら食べようと思い、一応とっておく。

昨年までは、翌朝寝坊するのが怖くて、前日は昼間の行動だけでとどめてたんですが、ともさんに「おいでよ。寝なきゃいいんだから、大丈夫、大丈夫。」って言われたのを真に受け、最後はKenny'sで締めることに。
平日22時前ならEラインも走ってたので、W.4St.-Washington Sq.駅に結構早めに着いちゃいました。
地下鉄乗るのもこれで最後。7days passも今日で切れるからちょうどよかった。
Kenny'sに入ると、カウンター席でJasonがお食事中でした。先日送ってもらったお礼を伝える。

さすがにJasonも今日は名前がわからなくて呼べない、ってことはなく。
わりと早めの時間に呼ばれました。例によって、ちょっとロック〜ブルース寄りの、知らない曲に4曲混ぜてもらう。
今回初めて、女性で長身のベーシストさんと一緒にやらせていただきました。カッコイイお姉さんでした。
1曲、すんごい覚えづらいコード進行の曲があって、ギターボーカルの人の音聴きながらついていったんですが。。。
お姉さんもお手上げだったみたいで、2人で顔見合わせて「わかりませ〜ん」みたいなリアクションしちゃって、言葉は交わさなかったけど気持ちが通じたのが楽しかった。

出番はこれで終わりかもしれなかったけど、最後までいて起きてたほうが好都合なので、一応そのまま聴いていきました。
遅い時間になるほど、だんだん人が集まってきて、私がこれまでにニューヨークでジャムやらライブやらで共演したことのある人、私のことを知っててくれる人がかなり勢ぞろいしてました。
ベースのRobbさんとかキーボードのEricとか、ドラムのしんやさんとか、最終日にようやく会えたし。
Saretta、Chucky、Kareem、Toddさんにもまた会えたし。
名前はわかんないけど、日本人ハープの人、サックスの女の子、トロンボーンのおじさん、息才さんのバンドで歌ってたボーカルの人。。。
そして、終わりも近づく2時頃、息才さんやまきこちゃん、かずきさんにもまた会えました。

最後のほうでSarettaが歌ってる時、彼女はステージからお客さんをいじるのが好きみたいなんですが、私の名前も呼んで、『いじり』の対象にしてくれたのがなんだか嬉しかった。
でもって、最後の締めの時間帯で息才さんが弾いてる時にJasonが私を呼んでくれて、思わぬところで息才さんとまたまた共演させていただくことができました。
来てよかった。最後までいてよかった。締めくくりにふさわしい最後の夜でした。

ジャムの後、いろんな人に挨拶してから、名残を惜しみつつ、3時頃タクシーに乗りました。
タクシーの中で、ほんとにいろんな思いが交錯してました。
いろんな場所に行って、いろんなセッションに参加して自分を試す、みたいなことが刺激的で楽しいのは確かなんですが、こうして来る度に人とのつながりが広がっていってることが、何度も来ずにはいられなくなってる最大の理由かもしれません。
またみんなに会いたいです。。。