2009年9月21日(月)
まだ行ってない場所消化シリーズ。ロウアーマンハッタン、WTC跡地方面へ。
6ラインでFulton St.駅まで1本で行けるものと思っていましたが、1駅手前のBrooklyn Bridge-City Hall駅でみんな降りるから変だなぁと思ってたら、「Last Stop」ってアナウンスしてるのが聞こえ。
危うく車庫入っちゃうところでしたよ。
6ラインってここまでだったんだ。。。4・5ラインの電車が来るのを待って、Fulton St.駅へ。
まずはセンチュリー21へ入ってみる。あと1箇所分、コレというお土産をまだ決められずにいて、ここでもいろんな売場回ってみたけど、結局ウィンドウショッピングに終わってしまった。
そして、毎年一応訪れている、すぐそばのWTC跡地へ。囲いができて中が全く見えなくなったことくらいでしょうか、変わったのは。
ここに再び建物がそびえたつのはいつなんだろう。(右端の、元からあったかのような建物は、2006年に完成してた新7WTCのようです。知らなかった。なんで7番目から造ったんだろか。)
そして今年も自由の女神までは足を伸ばさず。今度は乗ってみようかなぁ、スタテン島フェリー。
お次はユニオンスクエアへ。まずは、バーンズ&ノーブル。
もともと、この前暇つぶしした時に、ニューヨークの景色のカレンダーをみつけて、もっと小さいのがあればなぁと思ったわけですが、諦めきれずにユニオンスクエアの店舗も見に来たわけです。
結局なかったので、妥協して最後のお土産はポストカードとなりました。。。
その後、グリーンマーケットを見物しに。昨年はここまで歩いてきたにもかかわらず、グリーンマーケットの開かれない曜日だったので。
なかなかの人で賑わってました。
色とりどりの野菜、おいしそう。もう自炊しても余っちゃうだけなので、何も買えませんでしたが。
ふと、下をみると、道路に等間隔で落書き?がずっと続いてる。オバマ大統領の顔かなぁ?
たどって行くと、通行人に紛れて、しゃがんで一生懸命顔を書き続けている人を発見。途中経過の数が書いてあったりして、リアルタイムの作業に出くわしたのでした。
こういうわけのわかんないパフォーマンスをしてる人がいたりするところが、いかにもですよね。
子供の頃、ローセキ(昭和な響き!)で道路に落書きしてたのを思い出してしまった。
ずっとしゃがんでるのは疲れるらしくて、時々立って休憩してるので、シャッターチャンスを捕えるのに苦労しました。
しかも容赦なく通行人も通ってるし。
気づかれないようにようやく撮れた1枚ですが、、、あ、ごめん。パンツ見えちゃってるぽいですね。
ぼかしとく?まぁ、いっか。。。
グリーンマーケットには、野菜の他、手作りパンや、絵とか自分の作品を売ってる人なんかもいました。
ストリートミュージシャンの演奏もやってたし。
気が済んだので、とりあえず宿に戻る。
今日は、またまたYazさんと、今度はThe Village Undergroundへ行く予定。
Village Undergroundは機会がなくてまだ行ったことがない、とおっしゃってたので、ならば!ご案内しましょうということで。
時間的にも、その前にご飯食べていこうということになってたので、宿に帰っても食事はせず。
20時過ぎの待ち合わせに間に合うよう、ピアニカを持って再び出発。
タイムズスクエア付近のスタバで待ち合わせ、グリニッチビレッジへ移動。
私の場合は、どこへ行くにもまず地図か路線図を見ておかないことには行動に移せないのですが、さすがYazさん、スタスタ歩き始めたのでついて行く。
42St.-Port Authority Bus Terminal駅に着く頃、「あー、そのまま戻ればよかったな」って言うので私には何のことかわかりませんでしたが、どうやら42St.-Bryant Park駅のことだったみたいです。
ここからグリニッチに行くには何線と何線で行けて、どっちが近いとか早いとか、頭に入ってるんでしょうね、スゴイ。
大丈夫です、言われてもわからないし。私なんてどれだけ地下鉄で無駄な時間を費やしたことか。
W.4St.-Washington Sq.駅から歩いてすぐの場所にある、トラットリア・スパゲットというお店へ。
自炊でパスタは何度も食べてるけど、お店のパスタは別物。
日本のイタリアンレストランで食べるのと変わらず、にんにく効いてておいしかったです。違うのは、、、量。フォークの大きさから想像してみてください。
2人分は絶対あります。半分ちょいくらいしか食べれませんでした。先にバケットのパンが出されてたけど、そちらまでは手が出せず。
もったいなかったけど残しちゃいました。アメリカ人は、これをたいらげた後、デザートまでしっかりいくらしいです。
そして、Yazさんにごちそうになってしまいました。すみません、Yazさん!
お腹もいっぱいになり、Village Undergroundへ向かう。
といっても、ここへ来る時も、移動するのも、結局Yazさんにくっついてきたので、ご案内していただいたのは私のほうでした。
昨年もなんだかんだいって、始まるまでだいぶ待ってた気がしますが、21時半からってなってるけど、始まったのはやっぱり22時過ぎとかでした。
そして今年もやっぱりトイレにはサービス係?のおばちゃんがいました。
ここは、基本的にはオープンマイクなんだけど、楽器もsit inしてセッションとして楽しめる場所のはずなんですが、私にとっては昨年とちょっと内容の違うものになりました。
まずは進行が男性に変わっていて(第何週かによって違ったりするのかは定かではないですが)、始まる前に、昨年体験したような、お客さんを巻き込んで「これからショーが始まりますよ」的な盛り上がりタイムはとくになく、ちょっと淋しい気もしました。
Cherylさんに会いたかったなぁ。。。
最初にホスト演奏があり(アーロン氏と、横浜に来ていたベースのトニーさんもいました)、これは相変わらずすごかったです。
お客さんで一番手に歌う人がまたまたちょっと個性強い人だったんですが、歌はよかったんだけどトークが長くて、ちょっと時間が気になり始めました。その前のホスト演奏の時間も結構たっぷり取ってあったし、そもそも始まったのも遅かったし。
というのも、この前はブルックリンで地元だったから夜遅くにつきあっていただいちゃいましたが、今日はグリニッチからブルックリンに地下鉄で戻ることを考えるとあまり遅くまでは申し訳ないので。
そんな私の心配とは裏腹に、なかなか呼ばれず。サックスやらトランペットやらギター、ベースの人達は私が想像してたような昨年と同じやり方で参加して、何曲もバックで演奏してたんですが。
入口で名前書く時に、「楽器の人は曲名書かなくていい」って言われてたんだけどなぁ。。。
ボーカルはどんどん入れ替わって、途中オリジナルを発表するシンガーソングライターみたいな人まで出てきて、それでも一向に呼ばれず。
ちょっと嫌な予感がしてきた。
Cafe Wha?と同じことになるかもと思い、何をリクエストするか考え始めました。
『Isn't She Lovely』とも思ったけど、日本人女性が『Lately』歌ってたので、『Feel Like Makin' Love』にでもしようかな。
いよいよ午前12時も近くなってきた頃、Yazさんに「もし12時過ぎちゃうようだったら、先に帰ってもいいですよ」って言ってたら、12時ちょうどくらいに呼ばれる。運がいいんだか悪いんだか。
でも、もし数曲混ざるようなら、ますます帰るの遅くなるだろうし悪いから、と思ってたら、「カメラ貸して!」と言われ。
Yazさんにカメラを託してステージへ。
で、これまた運がいいんだか悪いんだか、数曲バックに混ざるのではなく、ボーカル扱いで「(曲は)何やるの?」と。
やっぱり。話が違う〜。
それがやりたかったんじゃないんだけどな、と思ったけど、交渉とかできないし面倒くさいので、アーロン氏に『Feel Like Makin' Love』をやると伝え、keyは好きなのでいい、って言われたので、Cでやることに。
コーラス隊が途中からコーラスつけてくれたり、管の人もからんでくれてたので、それはそれで気持ちよかったですけどね。
Feel Like〜は、途中の小節数やら終わり方やら打ち合わせなしで大丈夫かなという心配はあったんですが、周りが合わせてくれて、最後もアーロン氏のアイコンタクトで、“サビを繰り返して終わる”ってのが伝わったので、なんとか無事に終わりました。
客席に帰ると、「よかったね〜、気持ちよかったでしょ。録音しとけばよかったね。」ってYazさんが自分のことのように喜んでくれたのが嬉しかったです。
後で聞いたら、同じテーブルに座ってた人達から、「彼女の吹いてる楽器は何?」とか、質問攻めにされてたようで。。。
周囲の反応があった、ということがわかったのも嬉しい限りです。
さて、もう遅いし、1曲で終わりなのはわかったので、さっさと帰る。
帰り方もすっかりYazさんにお任せでした。
運悪く、W.4St.-Washington Sq.駅でなかなか電車が来なかったので、お疲れのところ帰りがますます遅くなっちゃうのがほんと申し訳なくて。
深夜の地下鉄はほんと時間が読めない。
と思ってたら、実は地下鉄にも時刻表はあるんだそうな。知らなかった。っていうか、多分役に立ってないと思われます。
Yazさんとは、Lラインの14St.-Union Sq.駅でお別れで、私だけ6ラインに乗り換えだったんですが、なんと、Lラインに乗る時に、乗り換えが一番便利な階段のすぐそばに着くように、乗る車両を選んでくれていたそうです。
スゴイ。。。乗り換えが便利な階段まで把握してるなんて、尊敬。
と同時に、そのお心づかいに感謝です。いっぱい振り回しちゃったのに、、、すみません。
今回は機会がなくて、Yazさんの演奏が聴けなかったのが一番の心残りですが、また来ますので、懲りずにご一緒してくださいね。
あー。またツーショット撮らなかった。。。