2009年9月20日(日)

残り日数も少なくなってきたので、まだ今回足を運んでないエリアに行こうと思い、お昼過ぎまずはソーホーヘ。
6ラインでSpring St.駅まで1本で行けるのでこれはラク。
お土産探しも頭の隅に入れつつ、雑貨屋を数軒回る。
ニューヨークの写真とか使ってる卓上カレンダーとかないかなぁと思って探したんですが、収穫なし。
あと、ディーン&デルーカにも行きました。この前カフェでみかけていた、ちょっと高級そうなチョコレートの詰め合わせが、見た目もオシャレで枚数も結構入ってて、気になってたので。こちらは同じのをみつけてゲット。

そのままリトルイタリーまで歩いて、Mott St.にあるチャオベラというジェラート屋さんへ。
やはりここも小さいカップで$5くらい。とはいっても、食べてみると結構なボリュームがあります。
リトルイタリーにあるお店は(多分ここが本家本元なんですが)、イートインできるようなスペースはなくて、アイスクリームスタンドといった感じでした。
外にちょっとした座れるスペースはあったのですが、満席だったので壁に寄りかかって立って食べてました。

だいたい目的は果したので、今度はタイムズスクエアへ。
ソーホーからはPrince St.駅からR・Wラインを使って1本で行けます。
今までいろいろ見てみたけど、やっぱりハーシーズのチョコは手頃で無難だなぁということで、数軒分のお土産用に。
地下鉄から地上に出ると、なんかスゴイ騒ぎになってました。
何のイベントかはわかりませんでしたが、ステージで大勢でゴスペル歌ってるのが大スクリーンに映し出されていて(遠くに見える赤い服の人達)、時々誰かが演説もしてるみたいでした。
ものすごい聴衆が集まってて、通行止めにしてまたまたお巡りさんが交通整理してました。歩行者強し。日本で言えば、渋谷のど真ん中の交差点の一角を閉鎖、みたいな感じ?

帰りはせっかくなので歩いてみることにしました。
この時点ですでにW.48St.まで上ってるので、北に4ブロック、東に7ブロックほど。結構あるな。。。でも、全然無茶な距離ではないです。
いろんなお店があって歩いて見てるだけでも飽きないし、あっという間に五番街に出て、そこからは何度も歩いてる距離だったので。
宿を出てから帰ってくるまで、途中地下鉄乗ってるけど、気がつけばトータルで3時間以上歩き倒してました。

さて、本日の予定は、またまた悩みましたが、まずは最初に行ったハーレムのお店に行くことにしました。
下調べの段階ではイーストビレッジに1軒みつけていたんですが、今までの経験からいくと、ライブハウスではない場合は空振りになる可能性が高いのと、空振った時に予定変更するには効率悪そうな場所だったので、やめておきました。

A・CかB・Dラインで行ったほうが、ストリートを歩く距離が短いかもと思い、今回は別ルートで行ってみることに。
ところが、うっかりエクスプレスに乗っていて、145St.駅まで行ってしまいました。
戻ってくるのに一旦外に出るような駅ではなかっただけまだましでしたが、20時台だというのに、下りホームに誰もいない!
これはかなり怖かったです。そして、ただでさえそんなにすぐ来るわけじゃないのに、来る電車来る電車皆エクスプレスで。4本くらい見送ったかなぁ、ようやくCが来たので135St.駅に戻ることができました。待ってる間に少しは人が来て、その中に女性のお巡りさん2人組がいたので、迷わず同じ車両に乗りました。
2・3ラインから行った時はそんなことなかったのですが、Cラインの135St.駅付近は、角ごとに警官が3人ぐらいずつ立ってました。
なのでアベニューは逆に安全かも、って感じなんですが、W.132St.に入った時、車が1台通りに入ってきて、ゆっくり進んで私を追い越した後止まられたんで、超怖かった。運良くお店は私の歩いてる歩道側で(この前と反対側から来たし、道のどちら側か覚えてなかった)、すぐそこにあったからよかったけど。
同じ店目当てで来たお客さんかもしれないですけどね。。。

なんとか無事たどり着いたのは21時。木曜日とはまた違う人達がホストで、レベルも高い感じでした。ゆるさがないというか。
入口付近にいたパーカスの人に声をかけられ、サインアップするように促されたので、名前を書く。
前回にも増して人で溢れていて、テーブル席はほぼ満席、奥のバーカウンターの周りは立見の人で混み合ってるほどでした。
なんとなく居場所のない感じで、立見の人達の前にとりあえず立ってました。

呼ばれるのかと思ってたんですが、どうやらそうではない様子。
パーカスの人にどうやって参加するのか聞きに行ったら、「いつでもどうぞ」だって。
オルガン・ギター・ドラム・パーカス編成で次々といろんな曲を演奏していくので、ソリストは好きなようにそこに加わっていくみたい。
さっき女性ボーカルの人が入って『Sunny』とか歌ってたので、あれやりたかったなぁ。
やれそうな曲になったら行こうかと思ってしばらく様子見てましたが、それじゃいつまでもできないかもと思って、一か八かで待っているソリストの仲間に入る。
私が前に出て行く時、そばにいたご婦人が「やるの?頑張ってね」って感じで送り出してくれました。

2曲ほど参加させてもらいました。どっちも知らない曲でしたが。
ホストが1コーラス&誰かがソロをやっている間にコード進行と構成をなんとなくつかんで、あとはその場で聴きながら成り行きで。。。
またまたウケがよかったです。
セッションが、ミュージシャンだけの楽しみでないところが、いいなぁと思ってしまいます。
ご飯食べに来てる人達も、バーに飲みに来てる人達も、こういう『日本人の女の子(彼らにとっては、ね)が飛入り』なんて状況を楽しんでくれるわけですよ。
パーカスの人とか、「やったじゃん」って感じで親指立ててくれました。

2曲参加した後、進行が止まったので、隣にいたサックスの男の子に「休憩ですか?」って話しかけてみました。「わからない」って言われちゃったけど、その後「フランス語できるの?」って突然聞かれ。
私がマリ・クレールのTシャツ着てたから、冗談半分に聞いたみたいです。

そろそろ時間的にもタイミング的にもちょうどいいかなと思い、まだ22時でしたが帰ることに。
帰り際、パーカスの人から名刺くれって言われて渡し、オルガンの人と、別のドラムの人とも名刺交換してきました。
※その内の1人、ドラムの人は、私の帰国後my spaceからメールくれて、フレンドになっております。
ストリートに出ると、途中、家の玄関先の階段のところに1人座ってる人がいて(昼間ならよくみかける光景ですが)、ちょっと身構えてしまいましたが、平静を装って足早に前を通り過ぎました。
ほんとにねぇ、周りが安全な場所なら遅くまでいたいいいお店なんですが。。。

本日はこれで終わりではなく、Cleopatra's Needleへ行こうと思い、帰りは2・3ラインから。
一応先週マイルスさんに誘われてたのが日曜日だったので、もしかしたら会えるかな?というのもあり。
日曜日のセッションは、日本人の方がホストらしいです。そのせいか、日本人がたくさん来てました。
尺八で参加、なんて人もいましたが、ピアニストのレベルがあまりに高くて気遅れしてしまい、ここでは聴くだけにしておきました。
American Legion Postが楽しかったんで、ここで撃沈したくないし。。。
23時半くらいまで、リスナーとして楽しみました。
結局マイルスさんには会えずじまい。

帰りは、59St.-Columbus Circle駅まで行ってそこでB・Dラインに乗り換えるんですが、7Ave.駅はno Eだったはずなので、47-50Sts.-Rockefeller Center駅まで行っちゃって、Vラインで戻ろうと思ってました。
そしたら、どういうわけか、47-50Sts.-Rockefeller Center駅でEの電車が来たんですよ。
路線図見たってEラインはこっち走ってないはずなのに。わけがわからん。どっから来たんだろう、この電車。
乗ってみたら、Vと同じように次は5Ave./53St.駅、そしてLexington Ave./53St.駅に着きました。
ほんと、今回は地下鉄に相当翻弄されております。。。