2009年9月10日(木)

昼近くにのこのこ起き、まずは洗濯。昨夜ルームメイトが使ってて、終わった後開かなくなったりしてたので、ちょっと恐る恐るでした。
5種類くらいのコースがあるんだけど、『cotton』にしたら1時間半くらいかかることに。しかも柔軟剤を別に入れるところとかなくて、もう一度1サイクル回すか、一緒に入れちゃうかしかないみたい。
せっかく柔軟剤持っていったけど、結局最後まで使いませんでした。
後日、『warm』とかいうコースにすれば40分くらいで終わることがわかってそうすることにしたけど、この時点では、できればこの調子で毎日洗濯するよりもコインランドリーみつけて滞在中3〜4回くらいで済ませたい気持ちのほうが強かった。
持参した洗剤が4回分くらいしかなかったし、毎日上手い具合にやりたい時に空いてるとは限らないだろうし。乾燥機がないのも不便な気がして。
まぁ一応、洗剤のほうは自由に使えるものが宿に常備してありました。
そして、朝〜昼間の時間帯に毎日洗濯するのは私くらいしかいなかったので、結局起きてすぐ洗濯、その間にご飯、身支度、メールチェックというのが日課になったわけですが。

で、今日は、昨日の夜散歩がてら近所のスーパーで買ってきた冷凍ピザパンを朝?ご飯にしたんですが。。。
今までこっちの冷凍食品は買ったことがなかったし、電子レンジもこっちのを使うのは初めて。
だいたい当然ながら全部英語で書いてあるし、レンジの使い方も日本と同じなのかもよくわからないし。
商品の外箱には『マイクロウェーブ+オーブン5分』って書いてある。これって電子レンジのことでいいのかな?箱の中に入ってたピザは頼りなさそうなビニール袋(日本で言えば菓子パンの袋のような)に入ってて、このまま5分温めたら溶けるのでは。。。
悩んだあげく、ビニール袋から出し、お皿に移してとりあえず2分で様子を見ることに。
2分後、あまり様子が変わっていないように見えたので、もう2分。。。
うわっ、大失敗!
パン生地はカチカチになり、チーズはパンの上から流れ出しちゃって、お皿の上で焦げ気味。
お腹すいてたので一応食べたけど、噛むの疲れるし、お皿洗うのは大変だったし。
もう1個入ってたので、次回は失敗しないようにしなきゃ。

あと解決すべきはPC。元オーナーに電話してみる。が、留守電。
仕方なく共用パソコンを借りて、とりあえずブログに“無事です”報告。
ちょっと諦めきれないけど、これも妥協なのかなぁ。。。

洗濯の件もまだ若干妥協できずにいたので、コインランドリー探しも兼ねて近所散策に出かける。
昨日は暗かったし、もうちょっと広範囲に何があるか探索したかったし。昼間の街並みはこんな感じなんだ。昨日受けた印象とだいぶ違う。
宿からもご近所マップをもらっていたので、それも参考にしながらチェック。
しかしこの辺、2Ave.と3Ave.の見分けがつかなくなるくらい風景がよく似てるし、アベニューの間隔が意外に狭いので、どっちが東西でどっちが南北か、角の標識確認するまでわからないという感じで。
サブウェイがあっちとこっちに2箇所あるなぁ、とか、オー・ボン・パン発見!とか思いながら歩いてたんですが、ぐるぐる回っているうちに、どこにあったかがわからなくなりました。。。
結局、近所にはクリーニング店はあるものの、セルフでやれるところはないみたい。
地域によるんでしょうね、この辺は完全に街中なんだろうな。
仕方ない、まとめて洗濯すると干す場所も着るものもなくなるから、毎日洗濯するか。。。洗濯機ちっちゃいし、無料なんだし。

宿に戻って、夜の予定までは時間あるし、飛行機でずっと不自由な態勢でいたせいか頭痛もしてたので、ちょっと寝ることに。
次に起きたのは17時過ぎてたんじゃないかと思いますが、そんなにお腹もすいてないけど夕飯食べておかなきゃ、ということで再び外出。
何なら食べれるかと悩みながら近場をうろついていると、昨日もそれからさっきもなぜかみつけることのできなかったエッサ・ベーグルをみつける。ほんとすぐ近くにあるはずなのに、地図見ててもどうしてもみつけることができなかったんですね。
せっかくみつけられたし、このお店は有名なので食べてみたかったから、夕飯はベーグルにしてみることに。
お店に入ってカウンターの上にあるメニューとにらめっこ。たくさん種類がありすぎてよくわからん。
しばし悩んでいると、お店の人が「タマゴサラダ、オイシイ」って日本語で話しかけてきた。
んでもって、テイスティングするように、もうスプーンにすくってる。
言われるがままに、試食してみる。ちょっと塩味足りないかな?って気もするけど、ハズレではなし。
せっかく自信をもって勧めてくれたので、タマゴサラダを挟んでもらうことに。でも野菜も欲しかったから、トマトも追加。
このベーグルがかなり大きくて、サンドイッチにしたら約$5。値段的にもバカにならないボリューム感です。
後でわかったんだけど、日本語のメニューもあったらしい。気がつかなかった。
そういえば、昨年バルドゥッチーズというデリで買った100%ジュースがおいしかったのを思い出し、これだったかな?と思えるのを昨日の買出しでゲットしてました。
で、今日も別のお店でみつけて買ってみたんですが、近所のスーパーでは$3、個人経営のコンビニ的なお店だと$4なのがわかり。
おばちゃんが、「あそこのスーパーは安い」って力説してたのはほんとだったんだな。
てなわけで今日の夕飯はベーグルにマンゴージュースとなりましたが、見くびってはいけません。
ベーグルはマックのクォーターパウンダーあるいはビッグマック並みです。ベーグルそのものが噛みごたえはあるしお腹にたまるので、食べても食べても減らず。普通の食事より時間かかってたような。
19時には出たかったので、ずっと食べてるわけにもいかず、半分でギブアップしました。生地が日本のものとは全然違って、おいしかったですけどね。

さて、ピアニカ(HAMMOND44、新兵器!)を持っていざ出陣。
ハーレムのW.132St.にあるAmerican Legion Post 398というお店へ。
ネットで調べてて初めて知ったお店ですが、木曜と日曜がそれぞれ別のホストをたててセッションやってるらしく。
木曜日はパーカッショニストがホストみたいなこと書いてあったので、これはいけるかな?と。
ただ、場所がねー。南北はW.135St.から3つ下るだけだからいいんだけど、東西が7Ave.と8Ave.の間ってことで、駅のある6Ave.からちょっと歩くんですよ。
アベニューは車通りが多いからいいとして、ストリートを1ブロック以上横切るのは、20時とはいえ結構度胸がいりました。帰りは早めに帰ろう。
普通、マンハッタンではストリート沿いにはあまりお店がないのですが、暗いから余計にわかんないようなところに、「ここかな?」と思える場所が。
ちょうど、パーカッションの人がコンガをこれからお店に入れようとしてるところでした。

店内に入ると、当然のことながら黒人さんばっかり。場違いかな?とは思いましたが、すぐにドラマーのサミュと名乗る人が声かけに来てくれて。
「これは何?」「演奏する?」・・・気さくな人だったのでのっけからいろいろお話ししました。もちろん片言英語で。ジャズばっかりじゃないみたいで、ホッと一安心。
で、オルガンの人に紹介してくれて(サミュ以外のホスト陣はそんなに気さくな感じでもなかった。。。)、1曲ホストが演奏した後、すぐに混ぜてもらいました。

最初にやったのは、『C Jam Blues』ならぬF Jam Bluesでした。で、その後なんかやりたいのあるか、って感じだったので、『Georgia On My Mind』を。これが意外にウケてたので嬉しかった。ピアニカの音色に合うんですよね。
それで下がろうかと思ってたんですが、まだいていいって言われて、多分『How High The Moon』だろうな、って感じの曲と(アレンジしてたっぽいので)、『Take The 'A' Train』に混ぜてもらい。
ジャズの曲はキビシイなーと思って一度抜けたんですが、そのうち『Cantaloupe Island』やり始めたので、これは積極的に混ぜてもらう。この頃にはトランペットやらサックスの人も来てました。

そのうち歌のおじさんも来て、『There Is No Greater Love』やら『Satin Doll』歌ってたんだけど、このお方が、アウフタクトがわかってなくて頭から入ったり、休符数えられなくて拍がずれたりするんで、ちょっと微笑ましかったです。
あー、黒人さんでもいるんだ。。。と。

休憩中、オーナーの奥さんが誕生日とかで、チーズケーキがサービスで振舞われました。(おいしいけど甘かった!)そしてセカンドチーフとかいう人が話しかけに来てくれて、ジュースをおごってくれました。
きっと、こういうお客さんはめずらしいのでしょうね、「どうやってここがわかったの?」って聞かれました。そして「いくつ?」かと。 あんまりびっくりさせないようにと思って、「30歳以上」って答えておいたんですが、それでもビックリされました。申し訳ありません。。。
サミュともまたお話ししました。ちょうど、BGMにジェニファー・ハドソンの曲がかかってたので、そんな話題とか。
あと、どんな曲やれるか聞かれたから、「Mercy Mercy MercyとIsn't She Lovelyと、、、」とあげていくと、スティービーの曲で共通項みつけて盛り上がりました。
マイケルの曲だったかがBGMでかかった時に、数人がフロアの空いてるところで、結構狭いにもかかわらず踊り始めてました。アメリカだと自然な光景なんですよね。日本だったら引いちゃうところだけど。

休憩後は、あまり遅くなると夜道が怖いので、22時頃には帰ることに。さっき話してたので、結局『Isn't She Lovely』(B♭だった!)と、『Mercy Mercy Mercy』の2曲を。
ここがハーレムじゃなかったら、もっとやっていきたいところなのですが。
もう帰ると言ったら「眠いの?」とかからかわれましたが、なんかお客さんも含め会場全体で送り出してくれたような雰囲気で、心温まりました。
奥のほうにいた誰かに「Good night 〜〜lady!」って叫ばれたんだけど、なんちゃらの部分が聞き取れませんでした。なんて言われたのかな?

足早に駅に向かい、無事到着。さて、帰りの電車の乗り換え途中で、ここで初めて気がつくんですが、135St.駅から3ラインに乗り、59St.-Columbus Circle駅でDラインに乗り換え、さらに7Ave.駅でEラインに乗り換えるつ もりでしたが、Eラインは「no service」らしく。
またか、、、と思ったけど、それ以上でした。自分の最寄り駅であるLexington Ave./53St.駅は、E・Vラインの工事(駅が増える?)か何かで10/2まで曜日や時間帯によってno service だらけらしく。平日の遅い時間はもう走ってないんですよ。
仕方なく、7Ave.駅でもう一度Dラインに乗り、47-50Sts.-Rockefeller Center駅まで下って、今度はアップタウン方面のVラインに乗ってようやくたどり着きました。
でも、これはまだ序の口でした。。。毎日夜中心に行動していた私にとっては、このno serviceによる乗り換えの影響をもろに受け、毎日必用以上に頭と時間を使うことになりました。そして、まさか後日あんな目に合うとは。。。